読了「宇崎ちゃんは遊びたい!」

内容としては、みつはしちかこの「小さな恋のものがたり」の継承する恋愛ショートコント。
今の社会に求められているものに即して、もっと直接的な表現して笑いの表現にしている。

舞台も何もコントの設定のような形になっているのでドラマのような現実世界のような細かい地名や商品のようなものは省かれている。
そういう意味では関係性だけをデフォルメにして、シチュエーションコントみたいになっているので大部分の空白を深読みも出来るし、しないで楽に読めるようにもしている。
作品としてのストーリーは何かに向けての進んでいくことは殆ど無いので、多数のエピソードで繋いでいくようになっている。

コントのような見方になってしまっているのだが、季節柄M-1でよく言われる「脚本と演者(作者)の組み合わせで100%以上の魅力があるのか?」という見方だと全然足りていないのではと思った。
メインの読者層にはかすってもいないので、こんなのは穿った見方で間違いの可能性が高い。
しかし、核の部分が組み合わさったところで良い数値になっているが、似たような作品はあるのではないか、と思ってしまった。
人間というよりは記号の集合体が動いて、その時の条件で反射的にでてくる回答を追いかけているように感じていた。
寓話性とか人間の喜怒哀楽が切り離されていて、マンガのダイジェストだけで全部出来上がっており、そこから空白地帯に乱暴に投げ飛ばされてしまった気持ちになったというのが正直なところだ。

ストーリーの方向性を作る設定がとても少ないので、ハイコンテクストで読者が類似作品などのあるあるで勝手に埋めていけば良いという所で評価されているのかもしれない。
読んだ後の何も残らない感じは今っぽいと思えた。なんだかすべてがサイボーグで構成されているようだった。

2020.12.04 / Category : 小噺

読了「天野めぐみはスキだらけ!22巻」

内容としては、昔読んだラブひなに近いと感じた。
女性のサービスショットが多いマンガというイメージがあるが、これが葛藤の具現化という形で読み進めている。
主人公が目指す目標し、幸せな失敗というのを丁寧に描いている。

この作品の構造は主人公の夢や希望を妥協したり、目的を達成しなければマンガが内容としてはすべて上手に解決する。
一方で、主人公の願いが達成すると色々な不幸が起きるという設定になっている。
読者は主人公に投影をするよりかは、親だったり見届けるような距離があるので正直な所主人公に対しての肩入れをしないで良いようになっている。
そういう意味では読者はしっかりと安全圏に隔離されている。

しかしこの作品で彼女との進展やサービスカットが増えるほど、主人公にとっては地獄のような日々としても描いている事になる。
残酷な描写をせずに主人公の成功を遠ざけるようになっている。
巻を追うごとに発想の転換というか、堕落する伏線を貼り続けていて、徐々に同じことが起きる世界で主人公というか、ストーリー根幹の失敗を誘引していく。
主人公ひとりの不幸を除けば、作品の世界も読者も幸せになれるようになっている。
そのためか、10代の少年がとんでもない孤独の中に叩き込まれているという見方になってしまった。

自分の意思が流されない事も幸せになる、というのは分かる。が、読者となる少年達が幸せの中では絶対にわだかまりを持つのが良い、という書き方になるのはあまりにも可哀想という気持ちになる。
推測となるがリスクを背負ってなんとか、最小限の傷と失敗で作品は結末を迎えるみたいな作品として予期はさせるものの、結末への向かい方によっていい方向でも悪い方向でも注目を集めてしまうのではないかと思った。
おそらくは40巻以内には完結するとは思われるが、徐々に緊張感が増えていくのかという予感もした。

2020.12.04 / Category : 小噺

自作キーボードやらゲーミングキーボードを買って試した話

TL;DR
最初にメイン用途で買うならApex Proを推奨。
その後は、好きなものを買え。



自作キーボード界隈ではゲーミングデバイスとしての情報がないので、ひたすらに自力で調べている。
こういう時にこそ大学は工学部とかで回路設計的な事を学んでおけば時短になったのに、と思いながら一つずつやっていく。
Razerのゲーミングデバイスについて、プロダクトとしてどうなんだ?というのがあんまりなかったので複数のデバイスを分解しては自分の中に結論が出てきたのでまとめることに。



Razerに対しての品質レビュー

BlackWidow liteを分解して気がついたこと。
半田はキレイに塗られている。ピカピカと富士山型で品質も均等。ここはすごいと思った。
Filcoのキーボードは半田が下手で曇っていたり(温度不良?)、芋ハンダも1%以上の割合で見つけられる。製造のムラがあるので多分自動半田マシンではなく、こちらは手作業と推測。

回路の配線パターンはコストダウンなのか、とても細い。
業務系のビデオ機器ハードウェアの回路をよく見かけるけれども、一律にそれより回路が無駄に細かい印象を受けた。
キーボードに乗っける石なんてたかが知れてるのにFPGAとつなげるのか?、みたいな細さ。
撚り線1本ぐらいとは言い過ぎだが、そのぐらい太さで回路の殆どの部分を張り巡らせている。
スイッチ周りのホールのランドもかなりギリギリで0.5mmぐらいだ。
多分これが原因で、半田自体の剛性もギリギリで、クラックに対しての耐性も弱そう、品質の悪化につながっているのだろうと推測。

スイッチ交換や半田増しをしても解決しなかったので太いバイパスでなんとかしようと思ったがそれでも駄目で、何かの衝撃で壊れる可能性が高いというのが分かった。
線自体の細さで似たものだとDZ60も近いが、何台も組み立てて似たような不具合というのは次のことを除いて感じた事がない。ホール部分も1mm近くしっかりハンダと接触できるようにランドがあるからかもしれない。
DZ60で失敗したのは1度あるけれど、ケースにしっかりと固定できなくてネジでテンションを掛けて無理やり固定したら半年後にやっぱりというか、1つキーが動かなかったという自分が悪いというケースには遭遇している。
Razerはそういう構造の不具合は見られなかったからそもそものパーツ部分と接触してる部分を限界まで少なくしている事に原因があるからだとしか考えられなかった。
そもそも論として、修理やら改造を想定していないだろうというのはあるのだろうけれど、持ち運ぶデバイスとしては信用するべきではないブランドという印象になった。

スイッチはタクタイルだというが、ルブが無いので非常にカサカサした押し心地で安っぽい感じだ。
Cherry茶軸とも別物で、色々なスイッチが登場している中で魅力は低いと感じた。

あとは、常駐ソフトを常に稼働していないと機能が使えないのには不満を感じた。ポーリングレートやNkroもしっかりと覚えていない。
Razer製品は前提として本体に保持する機能はなく、オンラインで繋ぎっぱなしで使うことを前提しているので、そういう意味ではシビアなゲームに対してはレギュレーションで落とされても仕方ないと思われる。
逆に言うとRazerまたは悪意のある第三者が個人が特定出来るので、疑似サーバーからチートを使えるように支援できるので本当に良いのか、と疑問を持つ。



VARMILO 65% 日本語配列

静電容量のオーダーメイドを作ったが、スイッチとしてはSteelseriesのApex Proに匹敵するぐらい快適だ。
完全NKROなので音ゲーのような内容によって14キー同時みたいなものにも同時押しが出来る。
35gというがGateron Clearよりも押し心地は重いものの、しっかりと戻ってくる。そういう意味では軽いのに跳ねる感じなので、指が何だがこそばゆい疲れになる。
キーキャップもPBTなので、キーを押した時の音もABSと比べてキーが高く高級感が感じられる。
そして軸自体がこすれる感触も感じないので、非常になめらかで高級感がある。
下手に自作キーボードを買うぐらいならVermiloで作ってもらうほうがトータルで安くつくと思えた。

不満としては、キーボードとしては自分で配列を改造できないのでキーボードに合わせて行くという時間が必要になる。
DZ60を組んだ時は自分で配列を決めたので慣れの時間はそんなに無いが、Varmiloだと全角/半角キーを押すには「Shift+ESC」または「FN+ESC」というコンビネーションが必須なので、面倒くさくなっている。
おそらくTKLまたは100%キーボードを買えば全く問題が無いので解消される。
日本語配列を使用している人にとってはRGBで光らせられないので、カスタマイズ性を追求したい人には妥協を求められる。


HyperX Alloy Origins Core TKL

既存のゲーミングキーボードとしては、必要なことは揃っている。
価格もそこそこ高いが、コスパというかゲーミングキーボードに求められているものはしっかりと押さえてるので悪くない。
RGB、Filcoに近い11度傾斜、TypeC接続、NKRO、パームレストが不要な薄型設計。
ただし、スイッチがリニア軸で品質が悪いために、ここだけがボトルネックになっている。
カサつきを感じるし、自分だけの環境に限るが、最悪なことにキーが1つ中途半端に反応しなかったりする。
この基板にVarmiloかGateronの別機構のスイッチが搭載されたら良いだろうと感想を持った。


Keychron K1
たまたまGroupBuyがあったので購入してみた。
NKRO非対応で、薄型のキーキャップでCherryまたはOEMみたいな感覚ではないので押しづらさ全面に来た。
キーキャップに対しての慣れがあると途端に駄目だった。MacbookProや他のノートPCでもある程度の慣れがあったと思ったが、別物でそこまで使うべき要素が無かったため、即座にお蔵入りとなった。
LEDのイルミネーションは綺麗ではあるが、それだけでゲーミング用途には向いていない。


Logicool ProX
日本語配列、ホットスワップ対応というのが非常に良いが、厚みが20mm近くあり、パームレスト必須な上に角度が3~7度とかなり低い。
手に厳しい作りになっていて、使用感が悪いと感じてしまったのですぐに手放してしまった。
LEDは最大にしても暗く、期待に対しての地雷具合がすごかった。
デフォルトのスイッチに対しては何もコメントはできず、Kailh赤はそもそも自作キーボード界隈から全然評価されていないのに対して何も違和感はないぐらいの感じだ。
キースイッチのテスト環境みたいな試験環境として使うなら良いが、スイッチを収集する趣味でなければ勧められない。


RealForce RGB
ゲーミングというが、キーがCherry赤軸より確実に重く、竹のような反発力を感じるため、それほど使わなかった。
この辺りは宗教であり、かつてはrealforce全30gを10年間使い続けた人間の感想なので石を投げないで頂きたい。
そもそもキータイプ系のゲームの主催しているのでそれに対しての味付けをしているような気がする。
別で類似モデルの30gも買ったのだが、タクタイルスイッチにはもう馴染めない体になってしまったので、評価が出来なくなってしまった。


Apex Pro TKL
2019年末に買ったが、未だにメインとして使っている。
なんと言ってもキースイッチが構造的に滑らかというか摩擦するものが殆どないので、押しているだけで気持ちが良い。
金があれば、最強に近い称号は今年も防衛したという印象。
ただし、地獄のような欠点があり、PCへUSBコネクターを2つ繋げるためにケーブルがAWG22ぐらいの極太ケーブルになっていることだ。
個人的にはUSBハブ機能なんか要らないのでケーブル取り外しが出来るようにしてほしかった。
電力が足りないからケーブルを2つにしている、というのならばEL液晶も要らないので、もっと可搬性を高めてほしかった。


Corsair K70 RGB MK.2
銀軸に何かの願いを込めて買っていた時の一つ。
speed軸自体、誤反応対応のために赤軸よりも重くしているのに加えてロープロファイルは、更に重くなる要素となる。
非常に重いスイッチということで指が痛くなり即座に使わなくなった。
ケーブルが太いので、机が不格好になるのも嫌になった原因の一つ。


FILCO Majestouch Convertible 2 TKL
Filcoは日本語配列の砦みたいなところだが、ゲーミングキーボードとしては、中の下という印象。
NKRO非対応、ケーブルは細いが取り外し不可能、RGBなしと時代錯誤な物に成り下がってしまった。
ポーリングレート1000Hzというが、同時押しは6つまでという所で、リズムゲームで高難易度をプレイする人に推奨できない。
ゲーム用途ではなく、機器としては貴重なUSB1.1規格のキーボードなので、互換性としては優秀。
しかも海外では何故かこのキーボードを使ったキーキャップの展示などもしているので、ゲーム以外の用途ではブランド力も高い。
違う畑の秀才をゲーム市場に持ち込んで苦戦しているイメージ。


Archiss ProgresTouch RETRO TKL
Filcoと殆ど同じで、NKROがある、という違いぐらい。基板デザインは違うのでOEMでは無いのだけれど・・・という印象。
DIPスイッチである程度配列を変えられるが、それが配列として完璧になるのなら良いのだけどFilco同様に時代遅れな仕様、という印象を持つ。


Razer Orbweaver Chroma
日本人向きではない手の大きさを想定したサイズなので小柄な女性とかはあれでゲームできないと思う。
マーケティングが原因なのか、Synapse3で使えないようにしているため、今更買って使うのも嫌だし、Razerの最新マウスと組み合わせるとなると2つもアプリを常駐させるような事になるので不快。
親指のポインティングデバイス部が方向感覚が違うので、上方向と思ったら右に進む。ゲームパッドの感覚からシームレスに使えないのが嫌な気分になる。
不満だらけですぐに使わなくなった。


Logicool G13
日本人向きではない手の大きさを想定したサイズなので小柄な女性とかはあれでゲームできないと思う。
ゲーム用データの設定はすべてソフトで管理しつつも、ハードで記録できるのが1つだけなのでゲームごとに変えるのが不便だった。
またキーがG1などwasdなどの表記ではなく、キー設定のGUIが直感的ではないので、やる気が出てこなかった。
親指のポインティングデバイス部が親指の腹に刺さるような感じなので使っていると痛くなる。
操作中に手を思い切り広げるような状態になるため、ある程度使ったが定着はしなかった。


DZ60
KBDfanで売られている定番の自作60%キーボード。
後に分かることだが、ケースが全般的にパームレストが必須になるほど高い場所にホームポジションを置く必要がある。
コンパクトなキーボードにしたいのにパームレストで場所を取るというのが本末転倒なので色々と比較した結果、Tofu caseが一番マシだと結論に。
NKROも出来るし、日本語配列もできる。


XD64
Kprepublicで売られている自作60%キーボード。
Kprepublicは著作権的にグレーとしか思えないものを扱う所と後から知り、買うのは止めた。
DZ60と同じくNKROも出来るし、日本語配列もできる。LEDの点灯パターンはあるが、ダサいので自分で組むのが前提と思った方が良い。
若干PCBの見た目がDZ60と比べて安っぽい。



ゲーミングデバイスとして、タクタイル軸の評価について。

TL;DR : Cherry茶軸だけが特殊。あとはリニア軸1択。

自作キーボード界隈だと最近ではDulock、前だとZealiosは優秀という意見が多く出ているが、ゲーミングデバイスとしては不向きという見解。理由としてはタクタイル自体、押したあとの戻りに物理的にラグがあり、高速連打に向いていないからだ。正直これだけで選ばない理由になる。クリック系も連打に対しても同じ。押す時も自分が押している力とスピードが正しく伝えられないため、タイミングを合わせるのが大変になる。
Cherryの茶軸はこういう意味では、ほぼリニアに近くもっとも軽いので、タクタイルというよりも軽い軸だから使っても問題ないという消極的な理由になる。

音ゲーであれば底打ちで鳴る音と実際の音楽にタイミングを合わせて使用するためSpeed軸だとむしろ鍵盤音とタイミングが合わなくなる。アクチエーションポイントは普段遣いの時の好みで選ぶほうが良い。
Cherry Speed軸は赤軸よりもバネが重い。理由として誤入力を防ぐため、アクチエーションポイントに行かせない抵抗として調整していると思われる。Kailhは全体的にCherryよりも軽いバネにしているので、Kailh Speed silverがCherry赤軸に近い。
ただしKailhは全体的にGateron > Cherry > Kailhという順番でキーを押した時のカサカサした感触があり、最もKailhが安っぽく感じる。ルブすれば軽減はされるが、それならGateronの赤軸にルブした方が感触が良い。



各リニアキースイッチの評価。

Cherry赤
今となっては若干重いリニアと感じるようになった。案外製品のばらつきを感じる。ルブが無いので数年使うとキシキシと音がする。スイッチがバカになった時の感覚がわかりやすい。

Cherry静音赤
静音軸は入手性が高いトップ方面。静音でもキーを叩くと音がする。そこを間違えると不幸になる。趣味の範疇。仕事で使うなら考慮して良。

Cherry銀
黒軸手前の重さ。長時間のゲームは出来ない。手の甲を痛める。

Kailh Box pro RED
軽いが結構カサつきがある。ルブはされているが、摩擦を感じる。

Kailh box silent RED
静音なので底打ちした時の音は他と違う。結構カサつきがある。ルブはされているが、摩擦を感じる。Gateron Ink silent Blackと比べてもひどく感じる。

Kailh speed silver
CherrySilverより軽い。かなりカサつく。軸も隙間というかぐらつきを感じる。

Kailh Pro Burgundy
Kailhなら最も推奨できるスイッチ。Kailhのリニアではもっともカサつきが少ない。

Gateron clear silent
かなり軽く、他の35gと比べても軽い。キーを押すとベタッとした感覚で底打ちする。カサつきはそこそこ。バネが弱すぎて連打には不向き。

Gateron ink silent black
もったりしているがゲームには影響なし。カサつきは感じない。Cherry静音赤軸の高級版。トータルでは高いと感じてしまう。

Zeailos Sakurios
静音では最も静か。ゲームでは普通の使い心地。Cherry静音赤軸の最高級版。値段がとてつもなく高い。


現時点ではMX互換の構造は、もうそんなに違いを産まない程度までに来ているという認識がある。材質やルブの組み合わせで最適化ができるとは思えないのと、VarmiloやGetron opticalのような別の機構のスイッチの方が操作感覚の向上がとても大きいと感じたからだ。スイッチを組み立てる、改造する、組み合わせてみる楽しみはあると思うが、何かが変わるみたいな予感が全く無い。そういう意味では基板の取り付けとキーキャップはMX互換のままで、中身の構造が違うスイッチが出て、もっと触って気持ちのいいスイッチを楽しんだほうが、自分の精神衛生上の健康は保てるだろうと考えている。


RGB機能について
仕事や自宅から持ち出さないなら不要。持ち出すときにはあった方が良い。そういう機能。
C4LAN(現時点で国内最大級のLANパーティ)では、会場がとても暗かった。暗い場所で明るい画面を見てたら、人によっては癲癇発作を起こすのではないかと心配するのだが、海外の空気を持ち込んでいる要素だったり、イベント会場の照明が場所や角度によっては画面が見えなくなるほど明るくなってしまうことから、平等性や雰囲気を考慮して暗くなっているのだと思われる。
そういう所に自分が使っている機器が暗い場所に置いてるので、盗まれてるのか間違えて持っていかれるトラブルを防ぐため、目立つようにして防犯対策ができる面があるのだなと感じている。カスタマイズで目立つというよりは出荷設定で似たような明かりにするなら、自分の機器専用の点灯パターンにしてわかりやすく対策する、そういう見方だ。
今後はeSuportsの幅が広くなっていって、自分のキーボード・マウスを持っていく機会は増えるからあったほうが良いと考える。が、ネットでは大体の人が外にゲームデバイスを持って行った事がないので、不要という尤もな意見が出ているのだろうと見ている。

2020.12.03 / Category : 小噺

体験記:The Division1

TL;DR 星3.5/5


少し前に無料で配布されていたPC版を手に入れてプレイした。
ソロでメインストーリーを終わらせる所までプレイして終了。ワールドレベル5で強さは278とかその近辺。
サイドクエストと大体のアイテム拾いで合計30時間程度。それ以降はしないことに。
感想は、ニューヨークの観光用途として非常に楽しかった。
ゲーム自体のシステムは何がどうなのかが分かりづらい、操作がコントローラー主体のためにキーボードで操作するとキーが多すぎる、という印象だ。
しかし、アップデートで遊びやすさが当初からかなり改善しているという。比較は出来ないので割愛。

シナリオとしてはドルインフルという新型の天然痘がアメリカでブラックフライデーで紙幣を介して大流行した、という世界で始まる。
今年は致死性は低いものの、新型のコロナウイルスが世界中で猛威が振るわれている所から現実世界をベースにしたゲームに近いことがあり、現実に起きていることと答え合わせをする感覚を持ちつつプレイをした。
都市封鎖に近いことは起きたが、ゲームのように都市を壁で覆うなどの厳格な封鎖をような現象は中国の武漢を除いて無かった。その武漢もおよそ半年後封鎖から開放された。
文化圏は違えど、暴動と略奪や混乱で国政が狂い続けるような事は無かった。アメリカは暴動や差別問題が発生してはいるが、病気によって社会が崩壊するまでには至っていない。
そういう意味ではゲームは最悪のシナリオという幻想で済んだ。

日本では、呪いのようなものが降りかかり今もそれに苦しんでいるような印象がある。
元々は臭いものに蓋をしていたような社会の不具合がここに来て、経済に対してネガティブに明日がどうなるか分からない、という影を背負っている。
2021年にはオリンピックを強行するという政治家の発言を見て、実現するためのロードマップを提示していないあたりにさらなる不信感を募らせている。
経済は強制的に変わったが、国はそんなに変わらなかったというのが印象だ。というよりも国を司るトップの人間が不勉強のまま、職務を最低限を下回る仕事しかやらなかった、というイメージがある。
似たようなことで太平洋戦争戦中の日本が、自己保身に走った中枢が末端を浪費して国として成り立たなくなった、という話に似ているという事もよく書かれている。インパール作戦、という単語も8月ではないのに、よく出てきた。
責任を逃れ続ける人が厄災をもたらしているのではないか、そんな気持ちで見つめることが多い。

ゲームと現実の違いは、ネットワークだ。
通話記録という収集アイテムがあるが、今では多分動画になっているし、コミニュケーションが、ガジェット武器とは違い近未来的ではない。
この辺りは他国の事情やこの舞台の他の存在を明確にすると世界設定の開発負荷が掛かるために意図的に古くしている部分もあり、5年近くたった今から見ても古いと感じてしまうことを意識しているかもしれない。
2011年頃にはジャスミン革命にて大規模分散型メッシュネットワークの構築を敷こうとした事もあったが、1の世界では存在しなかった。あくまでも軍事的な用途の設備しか出てこなかった。
今から振り返ると想像もしない世界が入り込むあっても良かったという感想を持った。


プレイして不思議なことは、ニューヨークのある程度の地理なら把握したことだ。



この画面を見てると不思議な気持ちになる。プレイをした人間なら分かるが、画面右上方面には交番があることを知っているからだ。
行ったこともない場所について何故か知っていて、そして現実が困難がありつつも平和であるのは不思議な気持ちだ。ゲームなら、画面に写っている場所の奥側はダークゾーン(無法地帯)だ。

プレイ自体はある程度は楽しかったが、前のめりになって世界観に没頭するまでは行かなかった。
複雑で明快さがないシステムに考えても仕方ないという気持ちになった。そして世界はかなり近いもののゲームだからか、言語圏が違うからリアリティの無いものと見えてしまった。
考察も出来るとは思うのだが、序章というか、「みんなパニックに飲み込まれてしまった」という状況が分かるだけで、それ以上のモチベーションが湧いてこなかった。
また、地下を延々と進むサバイバルコンテンツも全く興味が沸かなかった。
そういう理由だから観光という内容に視点が向いていったのだと思う。

ゲーム自体は本編の殆どはライトマシンガンとスナイパーライフルだけで完了して、他の武器は殆ど使用しなかった。サブマシンガンが強いという評価はあったものの、自分のプレイはとにかく中距離以上で無力化してから進む事から近距離での戦いというのすが全く不要だった。
またsteamでの購入ではないので、実績は全く無い。そういう意味では何かもったいない気持ちがした。これは別のゲームとなってしまうがControlと同じだ。


今年のブラックフライデーでThe division2を買ったので、その後の世界を追い続けようという気持ちがある。
実際はワシントン観光をしてみようという気持ちが大きい。

2020.12.03 / Category : 小噺
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