FLEX/Borgoreに見る商業主義とdubstep/brostep界隈の反応

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TwitterのTimelineでUKFからの告知でBorgoreの新曲movieが投稿された、ということで見始めたのですが、内容よりも反応が非常に興味深い事例が先日発生しました。
投稿されてから1時間も立っていない状態でしたが、分かることはすでに100人の評価に対して、低評価が1000近くと大炎上の様子だけ。
(youtubeの再生数はあまり信用ならず、大体1日ごとに更新されるような事がよくあります)

何が起きているのかよく分からなかったのですが、コメントが恐ろしい量で流れて、流し読みするのが限界でした。
叩きの対象が色々と有って、おおよそこのような意見が

  • skrillexに似た、薄っぺらい音楽は止めろ(オリジナリティはどこへ?系の煽り)
  • 音楽は良いけど、動画がダメ(逆に動画が良くて、音楽が良いという意見も有り、統一した意見ではなかった)
  • ポルノビデオのような見た目がひどい
  • ダブステップではなく単なるポップスである(この場合はポップス=R&B、hiphopを指す?)
  • 性差別を取り扱うことに対してのバッシング
  • 露骨な商業主義に対しての嫌悪感
  • Hollywood Undead – I Don’t Wanna Die (Borgore Remix) と全然変わらない
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    原曲は
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    歌詞は多重人格により自殺云々、という厨二設定の内容でした。

    投稿された1日後には、バッシングされる理由が分からないとのコメントが多く投稿されています。
    そこで、個人的に過去のトラックを聞いて考えて見ました。

    Borgore – Nympho
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    Borgore – Guided Relaxation Dub
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    Borgore – Cry me a river
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    確かに、元々はオーソドックスなダブステップな感じにhiphopの要素が強く影響された音楽から、新作に路線変更と変わったのは頷けます。




    borgoreはこれらのパーティーや商業的な成功を誇示するような方向性に分類されてもおかしくはありません。
    一方でskrillexがロックならばborgoreはhiphopと、同じジャンルの潰し合いを防ぎつつ、シェア拡大を兼ねた市場投入を計画している、と推測すると面白く読めます。
    そういう意味ではアメリカのプロデューサーが押し付けようとするダブステップを

  • 珍しい音(それまでのwobbleから中音域に集中したフーバーサウンドのようなキャラがある音への変更)
  • インパクト有る衣装と映像(パーティー系と呼ばれるインパクトわ重視した見た目や、金線的な豪華さを重視)
  • 今まで育って来なかった打ち込み系ダンスミュージック市場の開拓(それまでの、R&Bやhiphopとちがう市場)
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    とアメリカ市場の開拓者は、今までの系譜をすべて自分たちの都合の良い姿をに変えて、利用しているのかもしれません。
    そして元来のダブステップのファンがそのレッテル張りの活動に大きな拒絶反応しているのでは、と推測すると考えさせられるものがあります。

    ダブステップをよく聞いていたリスナーからしたら、ある日突然「この音楽こそがダブステップだと」聴いた事も無い人が突然ドヤ顔で言われたら、「あり得ない!」とは感じるでしょう。そして今まで聞いてきた音はオールドスクールだと区分けされ、あまり知らない人が聴いたこともないポッと出のアーティストを褒め称えて「彼こそ本物だ!!」と騒ぎ立てていたら、多分バッシングしても仕方が無いのか、と思います。

    Kode9 – Black Sun
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    このような音が
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    とは別のジャンルだと言う人がいてもおかしくありません。
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    これは「ポスト・ダブステップ」と言われていますが個人的にはやはり別物と思います。
    むしろ、
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    別物(wonky)と言われているこのような音こそが昔のダブステップから正統進化した姿だと思います。



    それがskrillexであり、brostepの姿と見ると筋が見えてくる事があります。
    今回、そんな動き方をひとつの動画から垣間見えたような気がします。

    2012.01.29 / Category : 小噺

    ミスと練習と仕事について

    London Bridge Station
    Creative Commons License photo credit: Elsie esq.


    個人的に「そういう業界」に近い所で働いていた所があり、思う所があったのでしたためます。




    “99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 14:10:23.91 ID:Z97N7vuQ0

    業種にもよるけど企業が求めてる人材ってこういう凡ミスをしない人間なんだよね
    鉄道管理のシステム作ってる会社の人に聞いたら
    「(プログラムの)1行コード間違えたらそれが最悪の場合大量死につながってもおかしくない。
    大学以上の高度な勉強なんてできなくてもいい。
    小中、高校レベルの計算問題を確実にミス無くこなせる学生の方が欲しい」
    と言っていた
    ケアレスミスする学生は少なくともこういう業界には必要ない人材なんだよ


    昨日のセンター追試で隣の席だった人…(´;ω;`) : 妹はVIPPER





    企業が求めてるのは凡ミスしない人だと思いますし、いたらそれは、採用されると思います。
    実際は、出来たところで安い賃金に抑えようとする経営者との戦いが控えるだけですが。

    しかしそれよりも、個人的にありえないと感じたのは「1行コード間違えたらそれが最悪の場合大量死につながってもおかしくない。」という発言部分でした。
    「鉄道会社のシステム構築者がフェールセーフが存在しないものを作っているのか?」という所です。この時点でおかしいので、作り話か、この発言者の解釈の間違いのような気がします。


    現業職ならば、多分このような考え方の人が多いのでは無いでしょうか。


    A Branked Scold in New England During 1685
    Creative Commons License photo credit: John McNab


    1つでも手順を間違えたら、それが最悪の場合大量死につながってもおかしくない。
    だから間違えをすぐに気がつけるよう、フェールセーフが何重にもある堅牢なシステムを作ること、ミスにすぐ気がつけるような手順やシステムを作る事が使命である。

    たくさんの人がしでかす大量のミスを持ってこそ、堅牢性の精度が上がる。
    そのミスを得るために、多くの人間と「ミスを起きたらどうするべきか考える、共有できる」環境を作ることが大切。

    ミスを分解するほど驚くような、単純なつまづきだと分かる。
    キーボードを一文字入れ違えた(漏れ)、良かれと思って気を利かせたつもりが重複した(ムラ)、作業に手間取って割愛した(ムダ)など。
    真面目にやれと言った人がどうしてそんなことをするのか・・・、という事は日常茶飯事。

    逆切れや、萎縮することもなく、すぐに作業の一つ一つを根気良く分解する。
    あまりにも小中、高校レベルの計算問題よりもくだらないことばかりと対峙することが多いから
    馬鹿にしないで、確実にひとつずつミスを見過ごすこと無い、勝手な思い込みがあまりない、真面目な学生が欲しい。

    更に踏み込むと、間違っているならば、どうすれば自分自身で気がつけるようなチェックを組立てられるような人物が欲しい。
    どうしてケアレスミスをしたのか、自分の行動や心理を深く考えずにいる人と共にこの仕事をしたくない。




    こんなところでは、と思います。

    安全性を重視する仕事をすると、神経質な人、徹底的なマニュアル人間と言われているほど活躍します(笑)
    ただし、仕事で打ちのめされて「自分の考えが常に正しいとは限らない」という所まで行き着いて脱皮したら、という条件ですが。

    多分、この鉄道会社のシステムを作っている人がこんなことを言うかと考えたら、「安全は口だけでまったく考えていなかったり、安全性が上がったのは自分の手柄だとか、他人のミスを吊るし上げて悪口ばかりを言う人が身近にいるから」ではないでしょうか。

    よく見かける光景です。

    2012.01.29 / Category : 日常

    サイト内容改定のお知らせ

    twitterとtumblr、soundcloudが主な活動場所になっているため、当サイトが手付かずになっていた為、少しずつ手直し致しました。
    加筆修正を行ったのは、下記の項目です。

  • ABOUT
  • データ、楽曲の取り扱いについて踏み込んだ内容にしました。
    ビートまりおのサイトに書いてことが非常に優秀だったので盗作ニコニコ動画にBMS作品が掲示されてる事もあり、ここ直近の動向を踏まえた細かい話も触れて見ました。自分の曲をリミックスされる事は滅多に無いのですが・・・。

  • RECORD
  • 1年近く更新されて無かったため、最新版に致しました。

  • PROFILE
  • クラブ系の自己紹介を模した文章を一度作ったのですが、利用者から見て「肩書きだらけで、本人の魅力が伝わらない事が多い」という印象をiflyer等のサイトから学んだため、ライブ経験と提供実績だけに絞りました。自己紹介については、まだ色々と自分としてもうまく伝えられないことがあることから、色々と試行錯誤をしています。


    MUSICについては、やり方について考えています・・・

    2012.01.28 / Category : サイト情報

    BEAT IT (Nu-rave meets scouse club 2012 remix) (WIP)投稿のお知らせ



    当時は、countdown grooveのゴリ押しかと思っていたランキング曲をスカウスハウス調に弄ってみました。
    今にしたら悪くはないいい曲ですし、やたら色んなリミックスが出ていますね。
    スカウス、というシーンが部外者だと分かりづらい(JUNOとか、TID、BEATPORTなどで探しづらい)ため、90年代のきらびやかなハウスが大好きでその延長上の音楽を、自分だったらどうするかという形で作っています。
    今のメイン活動ではリリースし辛いかなと重い、「未完成版=WIP」ということで公開してみました。

    2012.01.27 / Category : 作曲・DAWについて

    C82夏コミサークルカット

    C82サークルカット

    C82サークルカット



    先程手続きを完了させました。
    これがカタログに乗るか分かりませんが・・・

    2012.01.22 / Category : 未分類

    2011年にリリースされた素敵なダブステップまとめ

    この記事は、「2011年にリリースされた素敵なドラムンベースまとめ」を書いていて、あの曲を書いていない、ということで補足的に書きました。ただ、その曲だけでも肩入れしても魅力が伝わらない事を防ぐためにも、1年という括りでまとめてみました。

    自分が聞いてきた音楽を紹介することでダブステップに対して興味を持つ人が増えてくれたらと思います。紹介する楽曲はドラムンベース同様、クラブ重視でもない、自室にて大音量で聞いて気分が良くなるかだけが判定基準です。

    当然好みで書いているため、イギリス・アメリカ現地や日本国内のヒット・流行とも乖離していることをご了承ください。




    今年は、Brostepとの軋轢が世界的に表面化した年でした。
    日本国内で例えると、トランスにおけるA社の強烈な売り込みでコギャル・ギャル男が大量流入してきて険悪な空気になった時期と非常に似ています。

    それまで閉鎖的な空気だったダブステップシーンがRuskoを始めとするアーティストが馬鹿騒ぎ出来るトラックを用意し、単に暴れたいだけの若者が大量に流入しBrostepクラスタを形成、ダブステップシーンを形成してきた人と険悪な関係になっている、という流れです。
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    Dodge & Fuski – Python
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    ダブステップでは客と一体になって盛り上がる瞬間はあれど、楽曲に幅がないため熱いパフォーマンスをするDJというのはなかなか難しいと思います。だからこそ、Ruskoをパフォーマー/オリジネイターとして崇められ、結果はRusko自身によるBrostepを否定するインタビューが出てきたと推測されます。

    しかし、この流れはアメリカのロックシーンでは大いに受け入れられていることから来年以降も継続するでしょう。


    Xilent – Skyward II (Original Mix)
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    今年、リスニング系の雄だったXilentがダブステップ楽曲を投入したことは衝撃的な出来事でした。それまではneurofunk楽曲を製作し続けてきたのですが、彼自身の色を保ったまま緻密で壮大なダブステップを提供するとは夢にも思いませんでした。


    Nero – Reaching Out
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    一方でNEROはメジャー路線を行くためか独自路線を歩み、シーンとは距離をおくような楽曲を提供してきた事に少しの寂しさを覚えました。ダブステップのようで、ダブステップではない、斜に構えたその彼らの格好良い姿勢がとうとうリスナーである自分たちに向けられたような気がしています。

    これはNEROに限ったことではなく、かつてはPENDULUMでも同じような感覚があり、彼らの成功を祈ることと、こんな個性がない曲がメジャーでないと受けいられないのかという不安が入り混じった感情を今年になってから抱くようになりました。



    Modestep – Bite The Hand
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    Morning Parade – A&E (Millions Like Us Remix)
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    Modestepを代表するような歌物が今までと同じくやはり今年のメインストリームとして据えられた印象があります。というよりはダブステップのアーティストが著名なロックバンドのリミキサーとして起用され、ボーカルトラック=リミックスという大きな流れが今年もまだ継続している印象を受けました。

    2011年の段階でもダブステップとはそういう意味ではまだ好奇の目で見られているジャンルのままであったと言えるでしょう。

    Korn (ft. Skrillex and Kill The Noise) – Narcissistic Cannibal
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    そういう意味では、アメリカでBrostepの極左的な存在ではSkrillexが爆発した年でもありました。元々ロックアーティストだったSonny MooreことSkrillexが、Kornとタッグを組んでBrostepとしてひとつの完成形を組み上げてしまった、というのが今年のアメリカでの出来事でした。


    Turmoil – Sonny Moore (SKRILLEX)
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    Skrillex自体はDubstep/Brostepをアーティストかと考える前に、そもそもロックアーティストでした。どちらかというとUSインダストリアルメタルと言っても差し支えないジャンルでしょう。そういう意味ではロックを聞きに来た観客にダブステップを聴かせるため、Brostepという改造した音楽を提供したことから、アメリカでのダブステップの始まりではないかと思います。

    そして、シンセの分厚いリフを聴いたファンが衝撃受けBrostepクラスタを形成し、ダブステップと混同されたことによる軋轢が始まったのではないでしょうか。


    Celldweller – “Goodbye (Klayton’s 2012 Remix)”
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    そういうアメリカでは、インダストリアルメタルの雄、CelldwellerがBrostepとインダストリアルメタルを融合させた新しい音を作っていました。音色自体はダブステップでもかなり古いものですが、以前のpropane nightamareのREMIX以上に一歩先を踏むサウンドが提供され、非常にアヴァンギャルドな存在で在り続けていました。


    Pendulum – Propane Nightmares [Celldweller remix]
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    2008年の時点で、このサウンドを作っていたことからCelldwellerの特異性というのは恐ろしい物があります。個人的な感想を言うと2008年はPendulumの最高潮だったのに、それを1曲で凌駕する恐ろしい存在でした。


    一方でイギリスでもBrostepは有ったのかというと、当然存在していました。
    Metrik – T-2000
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    こちらはドラムンベースでも紹介しましたViper Recordingsによるレイブトラックです。特徴あるサウンドでしたが残念ながら波及はありませんでした。ジャンルだけではなく、このような楽曲で新たなものを産み出そうという動きは多くありました。

    次で紹介する楽曲のような新しいジャンルが、UK側のBrostepに対する回答でした。


    KOAN SOUND – FUNK BLASTER
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    DCarls – Jump Ft Maksim
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    一つはGlitchhopですね。
    BPMを140から100に落とし、ハネたリズムという、PlumpDJsが得意とするような新しい土俵を作る動きがありました。
    その音楽性でも最もポップであったのはKoan Soundで、Brostepのロックに対してファンクで迎え撃つという面白い構図でした。まだジャンルとしては未知数ですが、今まで重視されていなかった「リズム感」が2012年以降のダブステップを見る時の面白い切り口となるでしょう。


    Datsik – Firepower (Munchi Moombahcore Rmx)
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    Flux Pavilion – Bass Cannon MOOMBAHCORE sMILOdon remix
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    その他はシーンがどこにあるのか分からない、まさに実験中の音楽であるMoombahcoreでしょうか。こちらはreggetonとダブステップの融合を図っているような音で、私自身も全く皆目見当が付かない状況です。glitchhop同様、ダブステップのリズムに対しての何かの思いがあってこその動きだろうと考えられます。そもそも、ダブもドラムンベースもすべてジャマイカンの血が入っているわけでダンスホール/reggetonが融合できない訳がない、と推測ができます。


    さて、今年の顔として、話題を掻っ攫って行った曲といえばもちろんFlux Pavillionのコレでしょう。
    Flux Pavilion & Doctor P- Louder
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    ダブステップについて調べた時にこの動画を見た方が多く居たのではないでしょうか。一方でダブステップはパフォーマンスの道具として使われる事が多くありました。ダンスパフォーマンス動画を見るとダブステップが多く使われており、文字通り「ダンス音楽」としての一つの位置付け(音楽の居場所はストリートであり、若者のための音楽)がより明確になりました。


    そして、今年最も個人的に素晴らしいと思い、紹介したかった曲がこの楽曲のオリジナルver.です。
    DJ Fresh ft Sian Evans – ‘Louder’
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    オリジナル楽曲でボーカルが付いている事、既存のダブステップのような重苦しい世界観とは全く違う、日常の延長上にありそうな爽やかなPV、全てが素敵過ぎて2、3日はこればかりを見ていた日もありました。




    ダブステップは、ある程度の熟成期に入ったかと思いがちですが、新しく入ってきた人の分だけそれまで人の出入りも多く発生してきて、捉えるにはなかなか難しい動き方をしていた一年と感じています。

    残念ながらドラムンベースのようなクロスオーバーというのはなく、外野が面白がってダブステップにちょっかいをしている事が殆どのような感じでした。

    私個人として願うことは、ジャンルを新旧分けるのではなく、今年もSkrillexのような他ジャンルの交流や変革を迎える音楽であり続けていて欲しいと思っています。

    他にも、多くの名曲がありますが今回はこれらでまとめておきたいと思います。
    あなたの音楽ライブラリがより豊かになることを願って。

    2012.01.04 / Category : 作曲・DAWについて,日常

    2011年にリリースされた素敵なドラムンベースまとめ

    Twitterにも予告しましたが、自分が聞いてきた音楽を紹介することで日本国内のドラムンベースのシーンの多様化に貢献できたらと思います。クラブ重視でもない、自室にて大音量で聞いて気分が良くなるかだけが判定基準です。
    当然好みで書いているため、イギリス現地や日本国内のヒット・流行とも乖離していることをご了承ください。




    2012年の今年は、Drum and Bassとしてまた変革の時が迎えそうです。
    2008年頃から続いていたロック系のサウンドからの反動で、去年末から既に流行りだしているミニマルっぽいshogun audioを代表するような冷たい、ストイックな音がシーンのメインストリームとして君臨すると推測されます。

    Icicle – Dreadnaught (ft. SP:MC)
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    今年の代表は誰だといえば、Icicleでしょう。個人的には反動が大きすぎて正直馴染めない部分もあります。が、今では派手なジャンルとの組み合わせが多く、お腹いっぱいなシーンがミニマルなものを飢えていて、そこに彼が脚光を浴びたのではないかと思います。
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    ダブステップ楽曲もありますが、音としてはskreamなどのようなあくまでもオールドスクールなものです。ダブステップは今ではブロステップとの対立が問題になっていますが、このような音楽は原点回帰を迎え、UKDubstepとして残るのではないかと考えています。USdubstepは、NERO、Skrillexを代表とするbrostepやエレクトロポップに集約されていくのでは、と推測されます。


    Heavy1 Xiphactinus
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    今年注目したのは、日本人のHeavy1がDNBAなどで活躍していることです。シーンとして全然日本人がいるとは思わなかったというのが正直な所で、しかも来年に流行りそうな冷たい音を作っている時点ですげえなあと感嘆しています。負けてられねえ!!(後がないおっさん、という意味でも)

    The Place, Sensa and Haste
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    BCee – Chameleon
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    無機質な所に、自分の好みを投影していったらどうなるかと考えたら、このようなサウンドが栄えてほしいなというのがあります。枯れた音楽だから、u-ziqのような旋律やボーカルが欲しいという欲求があります。枯れた音楽だけだと自分の感情が静まるばかりで、静謐な音楽でこそ、言葉では伝わらない表現が欲しいという思いがあります。


    SHOCKONE FEAT. PHETSTA – CRUCIFY ME
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    今年は、一方でViperも大活躍しました。Breakbeats Kaosよりも濃いサウンドを多く提供してくれました。
    Shockoneは特にトランスとのクロスオーバーを多く提供し、ロックとも違う熱い高揚感を秘めた曲を提供していました。


    DJ Marky & S.P.Y. – Yellow Shoes
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    太陽の似合う男、DJ Markyも今年もまた、ブラジリアンベースのような、血と土が混じったような素敵な音楽を提供してくれました。打ち込み音楽が脚光する中での一つの風物詩があり、とてもいい思い出でした。


    Tantrum Desire – Reach (Official Video)
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    B級だけど絶対面白い音といえば、Tantrum desireでしょう。
    完全にslam時代のPendulumとBassline smithが合わさった「濃厚なトラック」が連発され、ノリの良さ頭の悪さから個人的に高い評価となりました。pendulumはimmersionにて壮大なスケールやロック色を強めて引き締まった印象になりましたが、同時にヒットした原因の熱烈なイメージなどからも距離が離れ、惜しむファンの意見も散見されました。個人的にはこのワル乗りが爆発してくれたらと思うとワクワクがやみません。


    Danny Byrd – Tonight (Feat. Netsky)
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    名誉「野球部顔」でお馴染みのDanny birdによるハッピーチューンです。
    今年は、Hospital Recordsが15周年を記念をする、その年の最初のナンバーです。
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    とかく極端な音になりがちなシーンの音楽ですが、Hospitalの毛色なのか上手に、極端を取り入れつつスムースな音を作っていたのがDanny Byrdの良いところだと思っています。


    Grafix – Holding On
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    エレクトロニカとの融合の一つの形から、Grifixからも多くの傑作が出されました。このアーティストのなんとも素晴らしいところは陰りのある情緒的なシンセの音に、疾走感のあるリズムが刻まれている所です。元々こういう音楽では侘び寂びの世界として、leznmanを始めとするliquidなどに分類するのですが、根底の部分の力強さが独特の魅力を出しています。
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    センチメンタルな楽曲とはピアノの旋律であったりあるのですが、このアーティストではコードが揺らぐような変わり方にこそ魅力があふれています。個人的にはこのヘヴィロック的な「リフで聴かせる」音楽が大好きで、この旋律ではなくコードとリズムが刻む不安定な美しさを楽しんでいました。



    Camo+Krooked – Breezeblock
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    今年の最も活躍したアーティスト、Camo & Krookedからこの曲です。
    各アーティストがそれぞれのジャンルのクロスオーバーを行って、特定のクラスタというのがなかなか見つけづらい、多様化が今年の印象でした。ダブステップについてはある程度の音色の固定化がありましたが、drum and bassは音としての切り口を付けるのは難しく、どちらかというとDJmixやハウス系、トランス系、ロック系とサブジャンルで分けるようなものが多く登場しました。


    Culture Shock – Ohrwurm
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    すごいシンプルで日本人的にすごい受けるッ!!っていう感じで一人でバカみたいに聞いていました。なんというか田楽的なリズムで、突然哀愁有るサウンドに変わるのが好みでした。ゲームDanceDanceRevolutionでいう「Tsugaru/RevenG vs De-Sire」という曲に通じるものがあり、フロアで聞きたい、良い意味でのハッチャケられるバカ曲でした。


    Heist – Pray For Japan
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    http://www.justgiving.com/ukfdubstepheistPFJ

    このトラックは日本人として外せません。
    Heistによる東日本大震災に向けてイギリスの赤十字社への募金を呼びかけた無償提供のトラックです。
    目標金額を超える募金が集められ、それらは現在赤十字社から生活家電などの購入費に当てられ、配布が行われているようです。

    http://www.jrc.or.jp/oshirase/l3/Vcms3_00002670.html

    私は被災者ではないのではなく、またイギリス人の方がこのブログを読むことも殆ど無いと思いますが、遠く離れた地から援助の手を差し伸べられたことに感謝するばかりです。




    他にも、多くの名曲がありますが今回はこれらでまとめておきたいと思います。
    あなたの音楽ライブラリがより豊かになることを願って。

    2012.01.03 / Category : 作曲・DAWについて,日常

    Ridge Racer Respect Recreation. : Urban Fragments (Ground Turn Back MIX)の楽曲提供のお知らせ

    2011年冬のコミックマーケットにてDiverse Systemへ楽曲を提供いたしました。

    http://diverse.jp/

    アルバム名は「Ridge Racer Respect Recreation.」
    提供楽曲名は「Urban Fragments (Ground Turn Back MIX)」
    同じ通販を利用するならばdiverse system公式ページより、とらのあなあきばおーD-STAGEメロンブックスなどが納期も早いのでこちらをおすすめ致します。

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    前回のRidge Racer Respectから今度はdubstep楽曲を書き下ろしています。
    前作では「あのノリが今でも続いていたら」という分かりやすいサウンドで作りました。昔なつかしのイカレ系サウンドという奴です。
    これについては今回考えることがあって、多分あるあるネタとしてのサウンドがそこにあるものを作って予定調和にするべきかという悩みでした。

    予定調和の安定はとても素晴らしいものです。
    「あの時は楽しかったね」と言う言葉が、年を取るほど楽しくなっていくのは他に例えようがありません。あの私はこんな風に感じていたとか、過去のその人を見る新たなきっかけになるからです。それが、年を取るほど知らない面を知ることが出来る数少ない有効手段で、こんなにいいものは他はあるのか?というぐらい。
    ただ、そこにはいつも現実否定に繋がっています。

    リッジーレーサーの新作が発売される度、否定的な意見をよく目にします。そして、とても鋭くて的確なことだと思います。
    それに、まったくしがらみのない続編なんてあり得ません。
    その中で二次創作として「今、今後歴史に名を刻むレースゲームのプロジェクトが立ち上がり、細江慎治や佐宗綾子、佐野電磁のような作曲家が音を作るとしたら何になり、若い人たちの心をつかんでいるのか」と考えることからスタートしました。

    その時に思いついたのは今まさに流行っている音楽を取り入れていたこと。
    現在ではアーティストが楽曲提供することは全く珍しい事はありませんが、当時は音楽、とりわけ音に流行を取り入れたのは革新的なものでした。その先進的なものに惹かれリッジレーサーが好きになったことから、その部分を今回をイメージを膨らませて行きました。
    今の時点ならおそらくdubstep/brostepないしはLMFAOなどのパーティーで盛り上がるエレクトロホップが収録され、そのどちらかを作るとしたら・・・という中で今回の曲は生まれました。

    2011.12.29 / Category : 未分類

    Works.2 : 101-138:501-530 (Venae mix)の楽曲提供のお知らせ

    2011年冬のコミックマーケットにてDiverse Systemへ楽曲を提供いたしました。

    http://diverse.jp/

    アルバム名は「works.2」
    提供楽曲名は「101-138:501-530 (Venae mix)」
    同じ通販を利用するならばdiverse system公式ページより、とらのあなあきばおーD-STAGEメロンブックスなどが納期も早いのでこちらをおすすめ致します。

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    タイトルが数字ですが、私個人では「伊丹-羽田」と読んでいます。
    国内主要都市(HND-CTS、HND-ITM、HND-FUK)幹線を結ぶ飛行機はJAL/ANA/SKY/ADO/SFJなどが5分単位でピストン運航をしていることから、ミニマルな印象を受けて名前をつけました。そもそも今年は飛行機で移動することが多く、その中で事務作業や寝不足解消の仮眠を取ることがあったために、その時の機内での作業をイメージして曲作りを行っています。

    制作の取かかりは最初、前作のFast your lightの延長上のものを作ろうとドラムの組んでいました。しかし、機内のインテリアは総じて無機質で、暖色系のものがあってもどこか冷たい感じや上空から緩やかに流れる景色から、テーマの旋律をピアノをで弾いたらすごいのんびりしたものになり、そこから組み立てていく手法を取っています。

    今年は自分の中で再び低速の音楽を作る動きが有ると気付かされました。

    2011.12.29 / Category : 未分類

    冬コミ参加のお知らせ:ULTRANYMPHOMANIACS

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    試聴用特設サイト designd by nori
    http://www.floatingfragmentz.org/20111231/

    DATE(20111231)
    ID FLFR-0004
    スリムケース、2P仕様ジャケット、CD-R1枚、全6曲収録
    完全書きおろしドラムンベース&ダブステップ・ブロステップ新曲のみのミニアルバム
    ジャケットイラストには新進気鋭のイラストレーター暮古浪漫氏の描き下ろしイラストがジャケットを飾っています

    TRACKLIST


    1.Invitation (Garuda in TGS mix)
    2.Bloody tears (legendary Steps)
    3.BIG BLUE (Sugar drum mix)
    4.Fields of MADARA (108 raintrees mix)
    5.ULTRANYMPHOMANIACS
    6.Luckyhole (Stigma complex)




    CREDIT
    Jacket Design & Produce RANDO:
    Illustration 暮古浪漫
    DTP Works 関勝俊
    Web Design by nori
    Wallpaper Design by 川瀬蒼司
    Special thanks YsK-与作

    製作完了したため、コミックマーケット81に新譜頒布が出来るようになりました。
    改めてお知らせ致します。


    [日時]
    2011年12月31日(土)
    10時~16時

    [会場]
    東京ビッグサイト

    [配置]
    西地区 お-15a floatingfragmentz
    http://twitcmap.jp/C813OOh15a

    [頒布予定物]
    ・ULTRANYMPHOMANIACS(新譜アルバム)   500円
    ・OverExtasy     500円
    ・Exige        500円


    [2012年1月17日追記]
    アルバム用動画を公開したため、追記致しました。

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