湯取り法

ネットのレシピ集みたいなものを読んでタイ米の湯取り法を実践してみたが、「最後に弱火で水分を飛ばす」とかやったら大変な目に遭い、余計な工程を加えやがって!!という憤りが出てきた。

茹で上がった米を鍋で加熱しろだのネットのブログやらレシピサイトでよく書かれているけれど、加熱したらまあこれでもかとベッタリと米が鍋肌に付く。そもそも油分もないデンプンを金属の上で加熱するどうなることか自体、掃除だとか暮らしのことを分かってねえ奴が書いたとしか思えなかった。

芯が残ったらどうしようみたいなものも、炊飯器にぶち込んで保温してから適当に水を50mぐらいぶっかけたらだいたい芯が取れてるので、気にならない。

でも正直なところ、時短メニューにはなるが、普通の米と同じように炊飯器で炊けるので放ったらかしで飯を作りたいならそっちの方が良い。味は同じ。炊飯器の釜に米が張り付くのもめったにない筈だ。タイ米で張り付くなら元々日本の米で張り付いてる。

結論、10分茹でた米をザルで救って炊飯器にぶち込んで保温すればいい。鍋に戻して弱火で加熱なんかするな。地獄みたいな鍋掃除が待ってるぞ。味も違いが出ない。


2024.04.14 / Category : 小噺