引っ越しおじさん(春の目覚め)

引っ越しがしたくなっている。
人生初の新築への賃貸引っ越しを体験してみたい。
だけど、近所で良い。
今住んでる建物に不満がある。水圧は弱いし、ネットの回線は細く、隣の部屋の排気口から下水のような匂いがする。
そして絶妙に水回りの老朽化を感じているので、もうそろそろ出ていかないとヤバそうな感じだ。

不動産サイトを見てたら流石に、いてもたっても居られなくなってアパートを夜中自転車で周辺環境を見て回る。
悩んでいる時間が楽しいので、引っ越さないで良いのかもしれない。それで夜中ウロウロしているのだ。警察に捕まるまでのカウントダウンが始まっている。

大阪に住んでたアパートは築30年超えだったのに意外と水回りをこまめに改修していたのか、かなりしっかりしていた印象だった。
そこからは点々とし、水回りに対して軽視しているような建物ばかりに住んでいる事が分かる。


最近は土日がきっちり予定が詰まっている。
そのために平日のバランス取りが重要になっていて、平日に帰宅したら掃除しよう、洗濯しようとか、そういう計画を立てて生活するようになってきている。
春風亭一之輔のラジオで「今日は休日みたいなもの、って言ってたじゃない。」という言葉を聞いて少しバランス感覚を取り戻す。仕事中にオンのスイッチを入れて100の力を入れていないとどうにも、全体的にエンジンが掛からない状態になっているけれど、仕事でもエンジンの回転数を合わせないと上手く行かない、というのを思い出した。


windowsのかな入力で「を」「ゃ」当たりが何故か上手く入力できない。windows10 / 20H2のMS-IMEの不具合の可能性が高い。
キーボードを変えてもダメだったので、何なんだろうと思ってたら完全にMS-IMEだった。家ではgoogle日本語入力なのでほぼ不具合がなかったが、仕事のPCは何故かその入力がダメすぎたので、過去バージョンにしたら一発で解決した。

Thinkpad p14sも同等の問題なのか、20H2のクリーンインストールで正しくキーボードとタッチパッドが動かないのは、MSのWHQLで配布されているドライバが原因。Lenovoで公式版を入れたら解決した。ログイン画面でタッチパッドが動かないのは昔Windows7でマウスとキーボードが動かなくなる事象に出くわしたけど、あれもかなりイライラしたなあ。BIOSで動いて、ログイン後にも動くんだもの。


土曜の予定をこなしてたら16000歩。
通院をしたら、予約がいっぱいで来週にリセット。
四谷の駅前にある、魚が美味そうな店でランチをする。大正解。ホタテフライがでっかいのに旨い。きちんとした調理師というか、焼き方と花板の人がいる店に入れるというのが久しぶりで、蕎麦屋でばかり腹を満たしていた身分に感動した。
国会図書館、データベースに特化しすぎてて当初の目的とは違っていた。調べ物の方向性が違っていたので有意義な時間を過ごせずそそくさと帰る。年表とかそういうのメインなので大阪でいう中之島の図書館を思い出した。
有楽町の三省堂書店、都内にしては大きいというけど田舎者からしてみると小せえなあと思ってしまった。偏見。
大阪のアンテナショップで売ってるサクラクレパスのペンケースがとてもかわいかった。黄色地の犬やら生き物のデザインがあんなにかわいいとは知らなかった。
わしたショップ、思わず色々と買い込んでしまった。霧の紅茶やらハイサイ探偵団で紹介していたようなものを結構売っている。車麩やアンダカシーも普通に売っていた。
高知のショップも良かったが、わしたショップで買い込んでしまったので諦め。司のちり酢があったので、ちょっと心が動く。
八重洲ブックセンター、建物構造の使い勝手が悪すぎて4階から上へ行きたくなくなってしまった。思ったよりも置いている本のチョイスが悪い気がしている。流行を追いかけるのでもなく、本の内容も吟味しているのでもなく。魅力ない在庫ばかりが残ってしまってて切れ味が悪い。
オアゾの丸善、1Fのラインナップを見て気持ち悪くなった。「老後は内需を利用した不労所得で生きていく」というニーズを答えるべく全面に出している。外貨を稼いでナンボの土地柄で、今を生き抜く感じのための最新ビジネスの知識やら経験を集約させるみたいなものがないなんて。そりゃ日本はダメになったわ、という気持ちになった。海外の人が全力で日本のリソースを吸いに来てて、明日にもなくなる可能性があるのに。階を上がって奥の方に行くと良心みたいなものはあったけど、気持ち悪い印象が強く残ってしまった。

2021.04.04 / Category : 小噺