おめで玉金。
年始年末用に買ったファンタレモンは、結局ビールと混ぜてラードラーになった。
手の施しようもないまま、ただ静かに酔いが進んでいく。
年始年末は、夏頃から考えていたことを片づけるため、半分アンプラグドな形で籠もっていた。
PCの性能ではなく段取りの悪さが原因で、出来はやっつけに近かったが、計画を終えたという実感とともに、新年の空気は思いのほか清々しかった。
正月には、個人的な習慣として「すき家の牛丼を食べる」ことにしている。気持ちを引き締めるためだ。
昔、大晦日の仕事のトラブルで帰れなかった年がある。翌日の昼になってようやく食事ができたが、温かいものといえば牛丼しかなかった。あれは日本的な儀式というより、擦り切れた人間としての感覚を取り戻す行為だった。だから、この日の牛丼だけは、平日のそれとは違う。








