変化

最近は集中したい時にイヤホンで遮断するようにしている。コミュニケーションで収入を得る仕事だから聞き耳を立てて、すぐに仕事に遅れないようにするというのも心掛けていたが、現在は完全に手を止めてはいけない状況になっている。なので、周りが上手に行きつつ自分ののバランスを取るために始めている。

DJmixについては、focus musicとかあるが全然駄目で、あまり集中できない。これは個人の本能みたいなものなので好みなどがあるようだ。今のところは目が冷めている時だとAfro latin houseの系統の音楽が心地良い。邪魔せずに体を心地よく動かす雰囲気があるので、あまり深い所に精神を追い込まなくても住むのが助かる。

この辺りは思春期からのディスコミュージックの洗礼を受けたせいで、メロディとか歌詞よりも音色と雰囲気の方に囚われている。今のあまりにも複雑すぎる音楽だと精密機器を楽しむみたいな人間離れをしている部分を鑑賞してて楽しいけれど、じゃあ現実の自分の世界に置き場所は無い。なのでどうしても理論とかよりも感情に持っていかれがちだ。


久しぶりにカードの限度額にぶつかった。

年末旅行の支払いのせいなのだが、今じゃないと駄目理由があるからもっと早くにやっておきたかった。多分色々と断られて出来なかった事もある。しっかりと楽しむ、楽しませるを51%、49%の割合で実現できるようにする。

数年ぶりにやらかした、と思ったが貯金ができるようになってからはショックがかなり減った。貯金もなくて、食うのすらできなかった時は、働いてるのに何も状況が変わらないことがとにかく不満だった。すごい人達に囲まれていて、努力しているのを見ているだけに自分の中にある焦燥感と嫉妬を見ないようにしていた。あの時代に戻りたいかと言われたら、分からない。気分が良ければ戻りたいと言うし戻りたくないという気持ちの日もある。


最近は色々な具合がよくなったのか、風呂に入るのが苦痛ではなくなった。

不衛生なままで寝るのが精神的に思った以上に良くないというのが理解出来た。仕事が終わると怠け癖でどうでも良いという気持ちになることが多かったが、それよりも仕事が終わっても気分が転換できずに引きずるというのがデメリットとしてあった。なので、強制的に風呂へ入る習慣にしたところかなり改善した。

あとは平日の朝は、起きてから絶対にPCを立ち上げないという習慣をやってからはだいぶ楽になった。PCで何かやれるという気持ちと必要のない事に追い立てられて、時間を溶かすのを朝からやっていたので、そういうのから解放されてからは生活が変わった。朝、シャワーを浴びて、風呂上がりになんとなく窓から雲を見るというのをするだけでも全然違う。テレビをつけるときもあるが、自分の関係にも、世間と何も繋がりがない話ばかりが流れていると嫌な気持ちになる。FOMOではないが、あれは良くない。

だまって空の様子だけを映してる天気予報だけがあれば良いのだが、どうしてもビジネスのために若い女性が色々と身の上をたどたどししくしゃべっているものしかない。そういうのを見ないようにテレビを消して、遠くの換気扇の音を聞きながら空を見ているという時間ができる。

昔だと、夜明け前の暗い時間にNHKラジオで今日のこよみとニュース、天気予報だけを流すのを車を走らせながら聞くのが好きだった。行ったことの無い地方では正月のしめ縄づくりが昨日から始まっただとか、沖縄地方の高潮警報という単語を聞いて仕事場に行くのが、良かった。音楽もなく、ただ1日が淡々と始まっていく。自分の暮らしに入り込んでこない。

そういうのが少しずつ取り戻せた感じがある。


AIで出来そうで出来ないこととしてはストーリーを作ることなのかもしれない。

思ったよりで有料のAIスケベ動画を配信してるチャンネルがたくさんあって、女優に金が払えなくなったからスタジオを畳んでるとか言うforumが騒ぎ出してるのを見て時代の移り変わりみたいなのを感じている。


ThannとHarnn。似てるから都内の店をハシゴして行ってみた。

Thannはタイブランドだと宣伝しているフシがあるけれど、白人女性をモデルとして使ってて、あんまり土地とか文化とか、そういうのがないから逆にヨーロッパのオーガニック云々な感じに見えてしまった。柚子の香りのモノがなかなか良かったけれど、spark joyが無かったので冷やかして終わるにとどまってしまった。

Harnnについては結構ビジュアルは完全にマットかつエキゾチックな佇まいなので、良いなあと思った。接客も最高級だったので凄い気分が良くなる。ただし香りは完全に女性向けなので、男性向けがビシっと決まるような香りが無い。無印良品と組み合わせたら雰囲気が華やぐようなテクスチャだ。なんというかライフスタイルの価値がグッと上がるので、ロクシタンが好きならこっちも気に入るだろうし、更に上のクラスだと思った。


2025.11.17 / Category : 小噺