乾くまでの間の話

何年も、人と対峙する仕事をしていて飽きているのが無茶振り。
どうもお笑いだと振る人が「分かってて」やってるという認識だったのだが、現実だと言ってる人が、無茶なのかも分かってないような事が多い。
だが、日本人同士の仕事でのコミュニケーションではこれが殆どと言っていい。

このコミュニケーションをすると、時間だけが取られるのだ。
よくあることとして「最初にいってることと、最後に言ってる事が違う」というのがよくあり、何をしたいとか、依頼をしたいとか、そういうのでもない。最後の方は近所のうまい飯屋は何かと言い出して話題もずれる。
仕事をし続けて50代を過ぎれば言語能力はマシになるかと思ったら、そうでもないようなのだ。勉強が必須な項目だ。
知識もあればそうなのかと思ったが、知識をマウンティングの手段でしか使えない人を見てからは、得た知識を使うタイミングや場合も必要となり、経験が必要になる事も必要と分かった。
仕事のコミュニケーションで命令の形でしか会話が出来ない人は、求められている結果を出せていない事が多い。
依頼が出来る人だと、自分のキャパシティや分割の具合を見て、明確な依頼内容が出てくるので更に仕事が潤滑になっている。

日本語だけでしか仕事しない人と共に環境だと、コミュニケーション能力は伸びないというのだけは痛感している。

—-

マニキュアを塗り始めた。
仕事には関係ないとは思うものの、爪が欠けたり、割れたりして困っていた。常に困っていれば優先するのだが、当たり前というか伸びてきた時にだけ発生するから厄介なのだ。
男で美容に気を使うわけでもなく保護目的だから、アロンアルファやセメダインでも塗ればいいかと思ったが流石に体に悪そうということで、ベースコート剤だけを塗るようにした。
残念なのが、爪の表面を滑らかにするという触れ込みのものを買ったが、思っているような滑らかさではなく、色ムラもある代物だった。ベースコートというからには上に何かを塗るのが前提という事なのだろう、中途半端な見た目になってしまって具合が悪い。
爪を塗ってからは、比較的マシになったぐらいで根本解決にはなっていない。また、毎日塗り直していないので1週間ぐらいで2ミリ程度、爪の根元から先へ塗った部分が押しやられているのを見て人体の仕組みを知った気分になる。

—-

コロンヤを買った。
荏原は隠れたトルコ人街となっており、そこで売っている本場のものが輸入されていることを知り、ものは試しと買ってみた。
実際使ってみると、香料の入った消毒用アルコールでレモンとレモングラスが混ざったような香りのものだ。あまり香りは続かないものの、手首に鼻を近づけるとレモンの香りがまだ残る。
フレッシュな香りというよりは昔からある甘くないレモンの匂いだ。しばらくすると、風呂上がりの入浴剤みたいになる。
今はアロマスプレーとはあるが、匂いを好む層にあれば売れそうだ。

2020.12.07 / Category : 小噺

効率主義と効率よく戦う17個の方法

手記。

結婚に関しての記事を見る。全員が足元を見ているような、要求する文章しか出てこないので止めてしまった。
条件を棚卸ししてすぐに条件が合えば結婚を算段するような、スコアだけでブリーディングするのに近い印象を受ける。
もしくは、悪辣な言葉を駆使し長期化させて、金だけを確実に引きずり出すように設計しているのが透けて見えてしまい、気持ちが進まなくなってしまう。
いずれにしろ全員が自分の利益を最大化させるために行動する、閉じた世界にうんざりしてしまった。

少し前に、壇蜜が「このまま生きていける」と自信がついて結婚しようと思ったというのが気になった。女性でもそんな事を言う人がいるのか、と。
多分、この人と結婚したほうが面白い人生になると踏んだと思われて、そうしたのだと思うと素敵だと感じた。
恋愛と結婚は違うと分かっているのに、あえて一緒の扱い方をして成立させようとする違和感がどうにも合わず、自分で整理するのも面倒になっている。
いろんな可能性が閉じ、結実し、自分の形が仕上がっている中で他人に興味が持てるのか、あくまでも自分の世話で手一杯または、世話の手間を最大限省きたいのかも最終的な判断が求められている。
ずるい回答でなんとかやってこれた30代とは異なり、腹を何度も括らされていく。根詰めて尻拭いもしたが、あまり自分の客観視にするのに拘っても飽きてきている。
いずれにしても、明日死んでもいいと思える所には居られていない。

—-
Destiny2で効率よく攻略するために変なプレイが横行しているのを見ている。
確かに効率よくプレイした方が短い時間でコンテンツを消費出来る。
だが、個人的にはしても強い抵抗を感じた。
中学の時に遡る。

当時の友人Mが家に来てゲームをして遊ぼうという日の事だった。
その日は自分の親は外出し、友人の分もと夕食としてカレーを作ってくれていた。
ゲームは何をやっていたか覚えていなかったが、いつも通りのことだった。

友人に温めたカレーを差し出したところ、カレーにある肉しか食わず、しかも肉だけのおかわりを要求してきた。
肉以外に価値は無い、みたいな事を言い出して頭おかしいと思ったが自然な口調で言い出した。下手にこちらから何か反応すると、開けてはいけないものを開けて襲ってきそうな感じもあったため、すべての肉を差し出しやり過ごした。
その体験があったため、好意で提供したものに対して対面で感謝どころか好き勝手なことを言い出す人間を見ると、逃げたくなる衝動になる。
友人が帰った後、残した米と野菜にも手を付けられず、自分で残飯として処理した時に強い悲しみを感じたのは覚えている。

Destiny2だとそういう開発者が求めていない所まで好き勝手やってしまえ、みたいな状態になることがよくあるので、上手な人の攻略記事を見て強い不快感を覚える機会がある。
同時に強い自分だけの世界観がある人にも苦手になった。
自分の頭に描いている事を上手に表現できず悩んでいる人の表現に心打つことがあるのだが、自分の表現は理解してもらっていると前提で、自己肯定が強い創作をしている人を見ていると気持ちが悪くなる。
言葉は悪いのだが、快楽殺人者が隣りにいて、自分が目を逸らしてしまったため隣りに座ってた人に理由なく手癖だけで暴力を振るうんじゃないのか、みたいな気持ちになるのだ。
俺を理解できないお前が悪い、どんな手段を使ってでも矯正するみたいな事を平気でしそう、気に入らない人を気分でためらいもなく殺すのではないのか、と。

表現活動をする人は自己肯定だけで生きている人も多いことから、表現活動を通じてそういう人たちと社交する時には不快な気持ちになるのだが、だんだんと積み重なった嫌気に我慢できなくなったのが正直なところだ。
特に自己肯定を全面に押し出すことを美徳とする風潮になってからは特に嫌になってきている。
取捨する情報を選んでおかないと、自分に対してのストレスを拾いに行くことになるので気をつけている。
「売れてねえけどたまにはヒットは打つから舐めるなよ!」という具合の心持ちの表現している人が一番心落ち着ける。

ちなみに友人Mは高校卒業後に1度だけ会ったが、自分を理解してもらえないみたいな不満、世界に対しての怨嗟をずっと言っていたのは覚えている。
仕事は点々と苦労していたようだが、どうも同情はできなかった。数年前に地方移住しているプログに多分、彼だと思うような人がいたが、やっぱり同情はできなかった。
彼は初めて薄い本を買ってきたという快挙もあったが、自分が初めて見たのがサムライスピリッツのアースクエイクがナコルルに乱暴する内容だった。
自分の今の性癖に何の影響も受けていない。

妙齢の豊満な女性が全て晒して仲睦まじくしているのが好きだ。

2020.12.05 / Category : 小噺

読了「おしえて! ギャル子ちゃん」

女の子の恥じらいを楽しむマンガ。
可愛いけど、リアルな感情として共有はされないものではなさそう、という不思議さを覚えた。
独自の色彩感覚のせいか、情報量が多いと整理するのに時間が掛かったような気持ちだった。

読者や各登場人物が抱く、他人への理想や欲求みたいなものをギャル子が担っていて、優しさを提供したり、煩悩の具現のように捉えてしまった。
定期的な男性目線からのセクハラをした時に求めてる恥ずかしがるリアクションだったり、キャラとの掛け合いで母親のような慈愛を施すところなどが基本、そんな完成された少女などいないのに世界がそれがないと成立しないみたいな歪な感じも見えてしまった。

彼女が何でも出来てしまう、収めてしまうという所から世界が始まるのでワンパンマンに近い絶対的なオチに向かう強さのようなものがあると感じた。
なので彼女がやることすべて、誰かの悪意を受け取ってから、無上の愛として返しているみたいなコミュニケーションを見ると罪悪感が募ってくる。彼女の仕草がすべて何かの悪意を背負ったものというふうに見えてくるのだ。
何も考えないで見る分には気にならないが、読んだ後のなんだかモヤモヤとした感じは、不思議な気持ちになる。

2020.12.04 / Category : 小噺

読了「宇崎ちゃんは遊びたい!」

内容としては、みつはしちかこの「小さな恋のものがたり」の継承する恋愛ショートコント。
今の社会に求められているものに即して、もっと直接的な表現して笑いの表現にしている。

舞台も何もコントの設定のような形になっているのでドラマのような現実世界のような細かい地名や商品のようなものは省かれている。
そういう意味では関係性だけをデフォルメにして、シチュエーションコントみたいになっているので大部分の空白を深読みも出来るし、しないで楽に読めるようにもしている。
作品としてのストーリーは何かに向けての進んでいくことは殆ど無いので、多数のエピソードで繋いでいくようになっている。

コントのような見方になってしまっているのだが、季節柄M-1でよく言われる「脚本と演者(作者)の組み合わせで100%以上の魅力があるのか?」という見方だと全然足りていないのではと思った。
メインの読者層にはかすってもいないので、こんなのは穿った見方で間違いの可能性が高い。
しかし、核の部分が組み合わさったところで良い数値になっているが、似たような作品はあるのではないか、と思ってしまった。
人間というよりは記号の集合体が動いて、その時の条件で反射的にでてくる回答を追いかけているように感じていた。
寓話性とか人間の喜怒哀楽が切り離されていて、マンガのダイジェストだけで全部出来上がっており、そこから空白地帯に乱暴に投げ飛ばされてしまった気持ちになったというのが正直なところだ。

ストーリーの方向性を作る設定がとても少ないので、ハイコンテクストで読者が類似作品などのあるあるで勝手に埋めていけば良いという所で評価されているのかもしれない。
読んだ後の何も残らない感じは今っぽいと思えた。なんだかすべてがサイボーグで構成されているようだった。

2020.12.04 / Category : 小噺

読了「天野めぐみはスキだらけ!22巻」

内容としては、昔読んだラブひなに近いと感じた。
女性のサービスショットが多いマンガというイメージがあるが、これが葛藤の具現化という形で読み進めている。
主人公が目指す目標し、幸せな失敗というのを丁寧に描いている。

この作品の構造は主人公の夢や希望を妥協したり、目的を達成しなければマンガが内容としてはすべて上手に解決する。
一方で、主人公の願いが達成すると色々な不幸が起きるという設定になっている。
読者は主人公に投影をするよりかは、親だったり見届けるような距離があるので正直な所主人公に対しての肩入れをしないで良いようになっている。
そういう意味では読者はしっかりと安全圏に隔離されている。

しかしこの作品で彼女との進展やサービスカットが増えるほど、主人公にとっては地獄のような日々としても描いている事になる。
残酷な描写をせずに主人公の成功を遠ざけるようになっている。
巻を追うごとに発想の転換というか、堕落する伏線を貼り続けていて、徐々に同じことが起きる世界で主人公というか、ストーリー根幹の失敗を誘引していく。
主人公ひとりの不幸を除けば、作品の世界も読者も幸せになれるようになっている。
そのためか、10代の少年がとんでもない孤独の中に叩き込まれているという見方になってしまった。

自分の意思が流されない事も幸せになる、というのは分かる。が、読者となる少年達が幸せの中では絶対にわだかまりを持つのが良い、という書き方になるのはあまりにも可哀想という気持ちになる。
推測となるがリスクを背負ってなんとか、最小限の傷と失敗で作品は結末を迎えるみたいな作品として予期はさせるものの、結末への向かい方によっていい方向でも悪い方向でも注目を集めてしまうのではないかと思った。
おそらくは40巻以内には完結するとは思われるが、徐々に緊張感が増えていくのかという予感もした。

2020.12.04 / Category : 小噺

自作キーボードやらゲーミングキーボードを買って試した話

TL;DR
最初にメイン用途で買うならApex Proを推奨。
その後は、好きなものを買え。

自作キーボード界隈ではゲーミングデバイスとしての情報がないので、ひたすらに自力で調べている。
こういう時にこそ大学は工学部とかで回路設計的な事を学んでおけば時短になったのに、と思いながら一つずつやっていく。
Razerのゲーミングデバイスについて、プロダクトとしてどうなんだ?というのがあんまりなかったので複数のデバイスを分解しては自分の中に結論が出てきたのでまとめることに。

Razerに対しての品質レビュー

BlackWidow liteを分解して気がついたこと。
半田はキレイに塗られている。ピカピカと富士山型で品質も均等。ここはすごいと思った。
Filcoのキーボードは半田が下手で曇っていたり(温度不良?)、芋ハンダも1%以上の割合で見つけられる。製造のムラがあるので多分自動半田マシンではなく、こちらは手作業と推測。

回路の配線パターンはコストダウンなのか、とても細い。
業務系のビデオ機器ハードウェアの回路をよく見かけるけれども、一律にそれより回路が無駄に細かい印象を受けた。
キーボードに乗っける石なんてたかが知れてるのにFPGAとつなげるのか?、みたいな細さ。
撚り線1本ぐらいとは言い過ぎだが、そのぐらい太さで回路の殆どの部分を張り巡らせている。
スイッチ周りのホールのランドもかなりギリギリで0.5mmぐらいだ。
多分これが原因で、半田自体の剛性もギリギリで、クラックに対しての耐性も弱そう、品質の悪化につながっているのだろうと推測。

スイッチ交換や半田増しをしても解決しなかったので太いバイパスでなんとかしようと思ったがそれでも駄目で、何かの衝撃で壊れる可能性が高いというのが分かった。
線自体の細さで似たものだとDZ60も近いが、何台も組み立てて似たような不具合というのは次のことを除いて感じた事がない。ホール部分も1mm近くしっかりハンダと接触できるようにランドがあるからかもしれない。
DZ60で失敗したのは1度あるけれど、ケースにしっかりと固定できなくてネジでテンションを掛けて無理やり固定したら半年後にやっぱりというか、1つキーが動かなかったという自分が悪いというケースには遭遇している。
Razerはそういう構造の不具合は見られなかったからそもそものパーツ部分と接触してる部分を限界まで少なくしている事に原因があるからだとしか考えられなかった。
そもそも論として、修理やら改造を想定していないだろうというのはあるのだろうけれど、持ち運ぶデバイスとしては信用するべきではないブランドという印象になった。

スイッチはタクタイルだというが、ルブが無いので非常にカサカサした押し心地で安っぽい感じだ。
Cherry茶軸とも別物で、色々なスイッチが登場している中で魅力は低いと感じた。

あとは、常駐ソフトを常に稼働していないと機能が使えないのには不満を感じた。ポーリングレートやNkroもしっかりと覚えていない。
Razer製品は前提として本体に保持する機能はなく、オンラインで繋ぎっぱなしで使うことを前提しているので、そういう意味ではシビアなゲームに対してはレギュレーションで落とされても仕方ないと思われる。
逆に言うとRazerまたは悪意のある第三者が個人が特定出来るので、疑似サーバーからチートを使えるように支援できるので本当に良いのか、と疑問を持つ。

VARMILO 65% 日本語配列

静電容量のオーダーメイドを作ったが、スイッチとしてはSteelseriesのApex Proに匹敵するぐらい快適だ。
完全NKROなので音ゲーのような内容によって14キー同時みたいなものにも同時押しが出来る。
35gというがGateron Clearよりも押し心地は重いものの、しっかりと戻ってくる。そういう意味では軽いのに跳ねる感じなので、指が何だがこそばゆい疲れになる。
キーキャップもPBTなので、キーを押した時の音もABSと比べてキーが高く高級感が感じられる。
そして軸自体がこすれる感触も感じないので、非常になめらかで高級感がある。
下手に自作キーボードを買うぐらいならVermiloで作ってもらうほうがトータルで安くつくと思えた。

不満としては、キーボードとしては自分で配列を改造できないのでキーボードに合わせて行くという時間が必要になる。
DZ60を組んだ時は自分で配列を決めたので慣れの時間はそんなに無いが、Varmiloだと全角/半角キーを押すには「Shift+ESC」または「FN+ESC」というコンビネーションが必須なので、面倒くさくなっている。
おそらくTKLまたは100%キーボードを買えば全く問題が無いので解消される。
日本語配列を使用している人にとってはRGBで光らせられないので、カスタマイズ性を追求したい人には妥協を求められる。

HyperX Alloy Origins Core TKL

既存のゲーミングキーボードとしては、必要なことは揃っている。
価格もそこそこ高いが、コスパというかゲーミングキーボードに求められているものはしっかりと押さえてるので悪くない。
RGB、Filcoに近い11度傾斜、TypeC接続、NKRO、パームレストが不要な薄型設計。
ただし、スイッチがリニア軸で品質が悪いために、ここだけがボトルネックになっている。
カサつきを感じるし、自分だけの環境に限るが、最悪なことにキーが1つ中途半端に反応しなかったりする。
この基板にVarmiloかGateronの別機構のスイッチが搭載されたら良いだろうと感想を持った。

Keychron K1
たまたまGroupBuyがあったので購入してみた。
NKRO非対応で、薄型のキーキャップでCherryまたはOEMみたいな感覚ではないので押しづらさ全面に来た。
キーキャップに対しての慣れがあると途端に駄目だった。MacbookProや他のノートPCでもある程度の慣れがあったと思ったが、別物でそこまで使うべき要素が無かったため、即座にお蔵入りとなった。
LEDのイルミネーションは綺麗ではあるが、それだけでゲーミング用途には向いていない。

Logicool ProX
日本語配列、ホットスワップ対応というのが非常に良いが、厚みが20mm近くあり、パームレスト必須な上に角度が3~7度とかなり低い。
手に厳しい作りになっていて、使用感が悪いと感じてしまったのですぐに手放してしまった。
LEDは最大にしても暗く、期待に対しての地雷具合がすごかった。
デフォルトのスイッチに対しては何もコメントはできず、Kailh赤はそもそも自作キーボード界隈から全然評価されていないのに対して何も違和感はないぐらいの感じだ。
キースイッチのテスト環境みたいな試験環境として使うなら良いが、スイッチを収集する趣味でなければ勧められない。

RealForce RGB
ゲーミングというが、キーがCherry赤軸より確実に重く、竹のような反発力を感じるため、それほど使わなかった。
この辺りは宗教であり、かつてはrealforce全30gを10年間使い続けた人間の感想なので石を投げないで頂きたい。
そもそもキータイプ系のゲームの主催しているのでそれに対しての味付けをしているような気がする。
別で類似モデルの30gも買ったのだが、タクタイルスイッチにはもう馴染めない体になってしまったので、評価が出来なくなってしまった。

Apex Pro TKL
2019年末に買ったが、未だにメインとして使っている。
なんと言ってもキースイッチが構造的に滑らかというか摩擦するものが殆どないので、押しているだけで気持ちが良い。
金があれば、最強に近い称号は今年も防衛したという印象。
ただし、地獄のような欠点があり、PCへUSBコネクターを2つ繋げるためにケーブルがAWG22ぐらいの極太ケーブルになっていることだ。
個人的にはUSBハブ機能なんか要らないのでケーブル取り外しが出来るようにしてほしかった。
電力が足りないからケーブルを2つにしている、というのならばEL液晶も要らないので、もっと可搬性を高めてほしかった。

Corsair K70 RGB MK.2
銀軸に何かの願いを込めて買っていた時の一つ。
speed軸自体、誤反応対応のために赤軸よりも重くしているのに加えてロープロファイルは、更に重くなる要素となる。
非常に重いスイッチということで指が痛くなり即座に使わなくなった。
ケーブルが太いので、机が不格好になるのも嫌になった原因の一つ。

FILCO Majestouch Convertible 2 TKL
Filcoは日本語配列の砦みたいなところだが、ゲーミングキーボードとしては、中の下という印象。
NKRO非対応、ケーブルは細いが取り外し不可能、RGBなしと時代錯誤な物に成り下がってしまった。
ポーリングレート1000Hzというが、同時押しは6つまでという所で、リズムゲームで高難易度をプレイする人に推奨できない。
ゲーム用途ではなく、機器としては貴重なUSB1.1規格のキーボードなので、互換性としては優秀。
しかも海外では何故かこのキーボードを使ったキーキャップの展示などもしているので、ゲーム以外の用途ではブランド力も高い。
違う畑の秀才をゲーム市場に持ち込んで苦戦しているイメージ。

Archiss ProgresTouch RETRO TKL
Filcoと殆ど同じで、NKROがある、という違いぐらい。基板デザインは違うのでOEMでは無いのだけれど・・・という印象。
DIPスイッチである程度配列を変えられるが、それが配列として完璧になるのなら良いのだけどFilco同様に時代遅れな仕様、という印象を持つ。

Razer Orbweaver Chroma
日本人向きではない手の大きさを想定したサイズなので小柄な女性とかはあれでゲームできないと思う。
マーケティングが原因なのか、Synapse3で使えないようにしているため、今更買って使うのも嫌だし、Razerの最新マウスと組み合わせるとなると2つもアプリを常駐させるような事になるので不快。
親指のポインティングデバイス部が方向感覚が違うので、上方向と思ったら右に進む。ゲームパッドの感覚からシームレスに使えないのが嫌な気分になる。
不満だらけですぐに使わなくなった。

Logicool G13
日本人向きではない手の大きさを想定したサイズなので小柄な女性とかはあれでゲームできないと思う。
ゲーム用データの設定はすべてソフトで管理しつつも、ハードで記録できるのが1つだけなのでゲームごとに変えるのが不便だった。
またキーがG1などwasdなどの表記ではなく、キー設定のGUIが直感的ではないので、やる気が出てこなかった。
親指のポインティングデバイス部が親指の腹に刺さるような感じなので使っていると痛くなる。
操作中に手を思い切り広げるような状態になるため、ある程度使ったが定着はしなかった。

DZ60
KBDfanで売られている定番の自作60%キーボード。
後に分かることだが、ケースが全般的にパームレストが必須になるほど高い場所にホームポジションを置く必要がある。
コンパクトなキーボードにしたいのにパームレストで場所を取るというのが本末転倒なので色々と比較した結果、Tofu caseが一番マシだと結論に。
NKROも出来るし、日本語配列もできる。

XD64
Kprepublicで売られている自作60%キーボード。
Kprepublicは著作権的にグレーとしか思えないものを扱う所と後から知り、買うのは止めた。
DZ60と同じくNKROも出来るし、日本語配列もできる。LEDの点灯パターンはあるが、ダサいので自分で組むのが前提と思った方が良い。
若干PCBの見た目がDZ60と比べて安っぽい。

ゲーミングデバイスとして、タクタイル軸の評価について。

TL;DR : Cherry茶軸だけが特殊。あとはリニア軸1択。

自作キーボード界隈だと最近ではDulock、前だとZealiosは優秀という意見が多く出ているが、ゲーミングデバイスとしては不向きという見解。理由としてはタクタイル自体、押したあとの戻りに物理的にラグがあり、高速連打に向いていないからだ。正直これだけで選ばない理由になる。クリック系も連打に対しても同じ。押す時も自分が押している力とスピードが正しく伝えられないため、タイミングを合わせるのが大変になる。
Cherryの茶軸はこういう意味では、ほぼリニアに近くもっとも軽いので、タクタイルというよりも軽い軸だから使っても問題ないという消極的な理由になる。

音ゲーであれば底打ちで鳴る音と実際の音楽にタイミングを合わせて使用するためSpeed軸だとむしろ鍵盤音とタイミングが合わなくなる。アクチエーションポイントは普段遣いの時の好みで選ぶほうが良い。
Cherry Speed軸は赤軸よりもバネが重い。理由として誤入力を防ぐため、アクチエーションポイントに行かせない抵抗として調整していると思われる。Kailhは全体的にCherryよりも軽いバネにしているので、Kailh Speed silverがCherry赤軸に近い。
ただしKailhは全体的にGateron > Cherry > Kailhという順番でキーを押した時のカサカサした感触があり、最もKailhが安っぽく感じる。ルブすれば軽減はされるが、それならGateronの赤軸にルブした方が感触が良い。

各リニアキースイッチの評価。

Cherry赤
今となっては若干重いリニアと感じるようになった。案外製品のばらつきを感じる。ルブが無いので数年使うとキシキシと音がする。スイッチがバカになった時の感覚がわかりやすい。

Cherry静音赤
静音軸は入手性が高いトップ方面。静音でもキーを叩くと音がする。そこを間違えると不幸になる。趣味の範疇。仕事で使うなら考慮して良。

Cherry銀
黒軸手前の重さ。長時間のゲームは出来ない。手の甲を痛める。

Kailh Box pro RED
軽いが結構カサつきがある。ルブはされているが、摩擦を感じる。

Kailh box silent RED
静音なので底打ちした時の音は他と違う。結構カサつきがある。ルブはされているが、摩擦を感じる。Gateron Ink silent Blackと比べてもひどく感じる。

Kailh speed silver
CherrySilverより軽い。かなりカサつく。軸も隙間というかぐらつきを感じる。

Kailh Pro Burgundy
Kailhなら最も推奨できるスイッチ。Kailhのリニアではもっともカサつきが少ない。

Gateron clear silent
かなり軽く、他の35gと比べても軽い。キーを押すとベタッとした感覚で底打ちする。カサつきはそこそこ。バネが弱すぎて連打には不向き。

Gateron ink silent black
もったりしているがゲームには影響なし。カサつきは感じない。Cherry静音赤軸の高級版。トータルでは高いと感じてしまう。

Zeailos Sakurios
静音では最も静か。ゲームでは普通の使い心地。Cherry静音赤軸の最高級版。値段がとてつもなく高い。

現時点ではMX互換の構造は、もうそんなに違いを産まない程度までに来ているという認識がある。材質やルブの組み合わせで最適化ができるとは思えないのと、VarmiloやGetron opticalのような別の機構のスイッチの方が操作感覚の向上がとても大きいと感じたからだ。スイッチを組み立てる、改造する、組み合わせてみる楽しみはあると思うが、何かが変わるみたいな予感が全く無い。そういう意味では基板の取り付けとキーキャップはMX互換のままで、中身の構造が違うスイッチが出て、もっと触って気持ちのいいスイッチを楽しんだほうが、自分の精神衛生上の健康は保てるだろうと考えている。

RGB機能について
仕事や自宅から持ち出さないなら不要。持ち出すときにはあった方が良い。そういう機能。
C4LAN(現時点で国内最大級のLANパーティ)では、会場がとても暗かった。暗い場所で明るい画面を見てたら、人によっては癲癇発作を起こすのではないかと心配するのだが、海外の空気を持ち込んでいる要素だったり、イベント会場の照明が場所や角度によっては画面が見えなくなるほど明るくなってしまうことから、平等性や雰囲気を考慮して暗くなっているのだと思われる。
そういう所に自分が使っている機器が暗い場所に置いてるので、盗まれてるのか間違えて持っていかれるトラブルを防ぐため、目立つようにして防犯対策ができる面があるのだなと感じている。カスタマイズで目立つというよりは出荷設定で似たような明かりにするなら、自分の機器専用の点灯パターンにしてわかりやすく対策する、そういう見方だ。
今後はeSuportsの幅が広くなっていって、自分のキーボード・マウスを持っていく機会は増えるからあったほうが良いと考える。が、ネットでは大体の人が外にゲームデバイスを持って行った事がないので、不要という尤もな意見が出ているのだろうと見ている。

2020.12.03 / Category : 小噺

体験記:The Division1

TL;DR 星3.5/5

少し前に無料で配布されていたPC版を手に入れてプレイした。
ソロでメインストーリーを終わらせる所までプレイして終了。ワールドレベル5で強さは278とかその近辺。
サイドクエストと大体のアイテム拾いで合計30時間程度。それ以降はしないことに。
感想は、ニューヨークの観光用途として非常に楽しかった。
ゲーム自体のシステムは何がどうなのかが分かりづらい、操作がコントローラー主体のためにキーボードで操作するとキーが多すぎる、という印象だ。
しかし、アップデートで遊びやすさが当初からかなり改善しているという。比較は出来ないので割愛。

シナリオとしてはドルインフルという新型の天然痘がアメリカでブラックフライデーで紙幣を介して大流行した、という世界で始まる。
今年は致死性は低いものの、新型のコロナウイルスが世界中で猛威が振るわれている所から現実世界をベースにしたゲームに近いことがあり、現実に起きていることと答え合わせをする感覚を持ちつつプレイをした。
都市封鎖に近いことは起きたが、ゲームのように都市を壁で覆うなどの厳格な封鎖をような現象は中国の武漢を除いて無かった。その武漢もおよそ半年後封鎖から開放された。
文化圏は違えど、暴動と略奪や混乱で国政が狂い続けるような事は無かった。アメリカは暴動や差別問題が発生してはいるが、病気によって社会が崩壊するまでには至っていない。
そういう意味ではゲームは最悪のシナリオという幻想で済んだ。

日本では、呪いのようなものが降りかかり今もそれに苦しんでいるような印象がある。
元々は臭いものに蓋をしていたような社会の不具合がここに来て、経済に対してネガティブに明日がどうなるか分からない、という影を背負っている。
2021年にはオリンピックを強行するという政治家の発言を見て、実現するためのロードマップを提示していないあたりにさらなる不信感を募らせている。
経済は強制的に変わったが、国はそんなに変わらなかったというのが印象だ。というよりも国を司るトップの人間が不勉強のまま、職務を最低限を下回る仕事しかやらなかった、というイメージがある。
似たようなことで太平洋戦争戦中の日本が、自己保身に走った中枢が末端を浪費して国として成り立たなくなった、という話に似ているという事もよく書かれている。インパール作戦、という単語も8月ではないのに、よく出てきた。
責任を逃れ続ける人が厄災をもたらしているのではないか、そんな気持ちで見つめることが多い。

ゲームと現実の違いは、ネットワークだ。
通話記録という収集アイテムがあるが、今では多分動画になっているし、コミニュケーションが、ガジェット武器とは違い近未来的ではない。
この辺りは他国の事情やこの舞台の他の存在を明確にすると世界設定の開発負荷が掛かるために意図的に古くしている部分もあり、5年近くたった今から見ても古いと感じてしまうことを意識しているかもしれない。
2011年頃にはジャスミン革命にて大規模分散型メッシュネットワークの構築を敷こうとした事もあったが、1の世界では存在しなかった。あくまでも軍事的な用途の設備しか出てこなかった。
今から振り返ると想像もしない世界が入り込むあっても良かったという感想を持った。

プレイして不思議なことは、ニューヨークのある程度の地理なら把握したことだ。
https://www.youtube.com/watch?v=mRe-514tGMg
この画面を見てると不思議な気持ちになる。プレイをした人間なら分かるが、画面右上方面には交番があることを知っているからだ。
行ったこともない場所について何故か知っていて、そして現実が困難がありつつも平和であるのは不思議な気持ちだ。ゲームなら、画面に写っている場所の奥側はダークゾーン(無法地帯)だ。

プレイ自体はある程度は楽しかったが、前のめりになって世界観に没頭するまでは行かなかった。
複雑で明快さがないシステムに考えても仕方ないという気持ちになった。そして世界はかなり近いもののゲームだからか、言語圏が違うからリアリティの無いものと見えてしまった。
考察も出来るとは思うのだが、序章というか、「みんなパニックに飲み込まれてしまった」という状況が分かるだけで、それ以上のモチベーションが湧いてこなかった。
また、地下を延々と進むサバイバルコンテンツも全く興味が沸かなかった。
そういう理由だから観光という内容に視点が向いていったのだと思う。

ゲーム自体は本編の殆どはライトマシンガンとスナイパーライフルだけで完了して、他の武器は殆ど使用しなかった。サブマシンガンが強いという評価はあったものの、自分のプレイはとにかく中距離以上で無力化してから進む事から近距離での戦いというのすが全く不要だった。
またsteamでの購入ではないので、実績は全く無い。そういう意味では何かもったいない気持ちがした。これは別のゲームとなってしまうがControlと同じだ。

今年のブラックフライデーでThe division2を買ったので、その後の世界を追い続けようという気持ちがある。
実際はワシントン観光をしてみようという気持ちが大きい。

2020.12.03 / Category : 小噺

天丼セット1000円

ナイアシンフラッシュを初めて体験した。

5時頃起床。
6時入浴。
6時30分頃、諸々のサプリにナイアシンを摂取。
8時30分頃、両腕がこれまでにないほど紅潮していることに気がつく。以下体感。
熱い風呂に長時間入ったように両腕が赤くなる。他の部分は勤務中だったので確認できず。
腕はピリピリするというのを確認。このピリピリというのは日焼けの時に感じる痛みに近い。
肌は乾燥しておらず、熱は感じられず。
足も腿を中心にピリピリとした感じを受ける。その後、ヒザ下まで広がる。服と擦れ合う時に若干の違和感を感じる。
耳タブは熱くなっていることを触れて感じる。
10時頃に背中や腹部もピリピリとした感じになる。集中できないという表現があったが、正座の時のしびれよりも弱く不快感に囚われることはなかった。
12時頃に腕の紅潮は引く。このあとはピリピリとした感覚は若干残っており、20時頃まで続く。
当日から頭痛やめまい、脱力感など精神的なダメージは発生せず。
また鼻詰まりなどのアレルギー症状は発生せず。

初めて体感のでびっくりしたが、事前に知っていたので動揺せずに済んだというのは救いがあったと思われる。
アレルギー持ちなので、それの緩和として使用したが夜だけに使ったほうが良いと感じた。
人前に出る時、顔に化粧をする人にとってはかなりまずいだろうと思われるので、そこはフラッシュフリーのものを頓服した方が良い。

2020.07.11 / Category : 小噺

チキンナゲット298円

(以下、GW中に書いていたが公開していなかったものです)

連休中はずっと冷凍のチキンナゲットばかりを食べていた。
業務スーパーで売っている奴だ。いくつか種類があって、オーブンで温めると固くなる奴とふんわりするのがあって、後者を買っている。
オーブンに入れて、脂もなくなってカリカリになった奴を延々と食う。家で食事をするのは贅沢、というのは東京の流儀なのだ。
料理に対してのモチベーションは水回りの豪華さに比例するのだなと思い、狭くて使いづらい台所はすでに単なる洗い場になっている。

ゲームで翻訳(英和)の支援を始めてみた。Desinty2用の非公式ツール「DIM」の翻訳支援だ。
DeepL翻訳なども出てきたが、GUIに使われる日本語というのはまた特殊なのだと感じる。
最近は全角カナに対しての理解は上がった気がしているが、子供のときは半角でカタカナを振ろうとして文字化けが絶えなかった。日本語なのにローマ字で入力して、半角カタカナを使い、全角の英数字を入力する人が大半の国なのだ。
そういう中で、自然かつひっかかりの無い日本語表現をやってみたいというのがあって挑戦している。仕事でもそういうのはかなり取り組んでいるが、一人作業でかつあんまり理解のされない世界だ。面白みもなくなるので、お外に出てみようと始めてみたのだ。

お陰様で先日、不惑の歳になった。
疲れが取れなくなったとか、そういうのは感じるが20代の子とは流石に違う世界に生きているのだなという場面が増えている。
性格こそ変わらないというものの、立場や役割が変わって、明確に若い時にやってきたこと、やってこなかったことが明確になって、同じ歳だけど世界が違う、という人は多くいるのだなという気付きがある。
35歳ぐらいからなんとなく同い年でも話が合わなくなってしまい、年齢の違いが35から60ぐらいは一緒、という世界観で生きていると、若い人は違うというのに加えて、それより年齢が下の子も更に違うのだなという理解が出てくる。
そして子どもたちのあの言動は年を取っても表面は繕っても、変わらないのだというのを知る。偉そうな事を言っても、子供の癇癪とワガママみたいな事があるのだ。
年上だから敬うというのもなくなり、色々なモノで敬意が発露するから、関係性というのが出てきていることが多くなった。そして徐々に若い人達に向かい合う機会が増え、彼らに習うという気持ちも出てきている。

Kindleでジャンルごとに本を分けていたのだが、思い切って「また読む」「もう読まない」「未分類(未読)」という3項に分ける事にした。
ジャンルに分けても仕方が無い気がして、読むスタイルを変えてみた。そもそもこういう本で滅多に読み直しをしないので、本当に良いのかという疑念はある。

好きなものに対しての知見で見ているものが違う、というのが再び考えさせられた。
対戦ゲームで他人を蹂躙できるから遊ぶ人と、駆け引きがしたいから遊ぶう人たちは相容れないというのはここ数年で学んだ。
先細りするしかない状況になるからこそ、マッチングというのが有って新しいものに繋がるというのも学んだ。
最終的に自分が最も魅力的にならないと何も繋がらないのだ。正義を振りかざしても、それは魅力的ではない。若い時にそれを知って、敬意を持って相手と接する人を見ていると、見ている世界が違うのだなと思う。
敬意を持っている事を示すため未格好も整えているし、自分も魅力的であろうとしてる。

雨が夜明けに止んで、空気に湿り気が含んでいるのを感じる。
台湾の時に感じた、コンクリートやセメントに湿気が含む時に発する石のような「におい」を感じた。
冬は終わったのだろう。

2020.06.03 / Category : 小噺

チキンカツ定食800円

中華料理屋なのか定食屋なのか居酒屋なのか不明な店で食う。
隣は酒盛りしているような場所だ。
衣が竜田揚げ以上にガリガリとしている。
みそ汁が旨い。

職場近辺の飲食店も次第に営業を始めている。
潰れなくてよかった一方で、中々厳しくなっていることは変わらない。

毎日をもやっとしている中で淡々と仕事をこなして行く。
できること、できないこととあるが、出来ることだけに集中する。
割り切るのかどうかの瀬戸際みたいな場面をよく見るが、揺らいでいる間は不安だけが強くなっている。

あまり夏日のような日差しは感じていないが、梅雨のような雨模様も続き、部屋もいい加減クーラーを入れようか迷う頃合いだ。
25度。これぐらいが寝る時に一番体に良い気温だ。

キーボードについてはかなり良い額をつぎ込んで来たところで、タクタイル軸の良さに気が付いてしまった。 
リニアだと軽量こそ正義だと思っていたが、軽さを求めると誤反応とのバランスになり、そして体調というか自分の体のコントロールで入力しやすさが変わってくるピーキーな所まで来てしまった。
その分タクタイルだとわずかなトレードオフで正確性を手に入れられる。
正確さと速さを両立させるにはまだまだ、考える余地が出てきてしまった。
軽いタクタイルが最も強いかもしれない。

2020.06.03 / Category : 小噺
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