白髪染めの「染め時間」がいまいち分からない。
少なくとも、Lucidoを使うと自分の髪質ではどうも便臭っぽくなってしまうことが分かった。なので、次は別のブランドに変えなければならない。ただ、過去には名前すら思い出せない某ブランドで、1ヶ月近く強烈な便臭が続いて使い切れなかったトラウマがある。あの地雷感を思い出すと、次に何を選べばいいのか、本当に不安になる。
それにしても、どのメーカーのパッケージも似たり寄ったりで、「昔の氷川きよしかショーン・Kにどれだけ寄せてるか選手権」みたいなビジュアルばかり。選ぶ気力が削がれるというか、毎回ドラッグストアで立ち尽くしてしまう。正直、もうちょっと分かりやすくて、においに関する評価を前面に出してほしい。
最近、『Destiny 2』に対するモチベーションが、理由もなくガクッと下がっている。
エピソードはひととおりクリアしているものの、迷宮や各種アクティビティに対してはどうにも前向きな気持ちになれない。プレイしてもテンションが乗らず、惰性でログインしているような感覚が続いている。
ゲーム自体に飽きたというわけでもないのに、手が伸びない。不思議な停滞期に入ってしまっている。
倖佳が、良い理由でワンオペ体制になると知って、ひとまず安心した。
あとは奥さんが健やかに過ごしてくれることを願うばかり。そして、勉強熱心な大将自身も、無理をして体を壊さないでほしい。一人でやっていると、きっと「負荷はかかるけれど、あれはやっぱり出したい」みたいなことをやりかねない人だと思うから。
これから年単位で一人で切り盛りするのだろうし、できることなら、どこかのつてで弟子の一人でも雇えたらいいのに──と、そんなことを思ってしまう。
子どもの頃以来、ひさしぶりに科学技術館に行ってきた。
建物自体は70年代の昭和感がよりいっそう色濃く残っていて、入口に掲示された「寄付をした企業一覧」には、第一銀行などすでに現存しない大企業の名前が並んでいる。
館内を見て回ると、全体的に老朽化が進み、スタッフの数も足りていない様子で、マネタイズもうまくいっていない印象だった。YouTubeでは楽しげな紹介動画が上がっているものの、実際は多くの展示エリアが改修中で封鎖されていて、見られる場所はかなり限られていた。
全体として、かなり限界を迎えつつある空気を感じた。懐かしさとともに、持続の難しさも強く印象に残る訪問だった。
子どもの頃に衝撃を受けたドライブシミュレーターは、今でも現役で遊べた。5階にある鉄の玉を転がしたり、動かしたりする装置も健在で、あの頃の楽しい記憶が一気に蘇ってきた。
ただ、バイオサイエンスや生命科学のエリアは、パネル展示とワークショップ中心になっていて、次の回まで待たないと楽しめないものばかり。展示も「最新の科学」に触れるという感じではなかった。自転車のコーナーに至っては、20年前のパネルがそのまま放置されていて、「ああ、お金が足りていないんだな」と思わずにはいられなかった。
美術館のように企画展やイベントでマネタイズできないのか……とも思うが、あの規模感では難しいのかもしれない。もし、最新技術の展示や企業向けの会議などに使えるようなスペースがあれば、会社員として支援のしようもあるのだけれど、それもまた簡単な話ではなさそうだ。
そして今回、かつて小遣いが足りずに買えなかった「宇宙食」をついに購入して帰ってきた。中でも“宇宙アイス”は、後になって「実際には食べられていない」という証拠が出てしまったらしく、「じゃあアレは何なんだ!?」という謎の代物になってしまった。でも、それでもいい。あの頃、ドライフリーズなんて言葉すら知らなかった自分が、想像の中でロマンを買っていたのだから。
……うーん、まずい。でも、それでいい。
年末から花粉症の薬を飲んでいるが全然ダメだ。つらい。