システム系ドローツールについて

ハードウェアをどうやって繋げるか、という作業指示書的な物を作る時に使えるツールはないか、ということで比較してみました。
企業利用ではCADやpptxで描いていて共有性に置いては劣悪というのが理由です。

結論
Draw.io以上の快適さ、満足度がない。
ただし、これ以上のものがあれば欲しいというのが個人的な感想。

VISIO 2016 pro(365の評価版)
業務系ドローツールのスタンダードと言われてるが、draw.ioが出てきたから野暮ったい印象が更に野暮ったく感じる。
ソフトウェアのUMLを作るなら良いかもしれないが、物理的に何をどうつなぐか明確に書くことは出来ない。
7万出しても恩恵を受けられないと思ってしまった。

good
ステンシルが多い
サーバーラックのステンシルは感心。42Uのどこに何を置くのか、という設計は大変なので。あとは各メーカーごとにステンシルが標準であったらそのやりやすさは違うんだろうと推測

bad
ハードウェアを繋げるという当初のための構成図のための素材は無い。ステンシルもない
スナップの調整は出来るけど、面倒
配線が変なところに行く

EDraw MAX

Good
ジェネリック版VISIOという感覚。office的なUIなので違和感みたいなものはあまりない。

Bad
下書きがあって見た目を良くするためのツール。下書き的な事があんまりできない印象
フォントが明朝だったり、海外製特有のイケてない部分が満載
VISIO以上にデータ共有が難しい。

Draw.io
現在のマストツールに確定

Good
ブラウザでサクサク作れる
無料。データ共有に関して問題なし

Bad
見た目は一番貧相。しかしプレゼンするためのツールではないので全く問題なし
EDrawと同じでプロパティを変えるのが右側でかつ、使いづらい。右クリックメニューでガシガシ変えるようになったら便利。
オブジェクト同士を矢印でしか結べなかったり、オブジェクトが勝手にスナップしたりと細かいところでの不満がある。
オブジェクトの色を変えたりするのが面倒

デスクトップ版が誤動作?する(ctrlキーで何故かタッチキーボードが出てくるなど、何かの誤作動と引っかかることが多い)

2019.09.08 / Category : 小噺