スペシャル鉄火丼1000円

週末の商店街に建設業の人たちであふれかえる。
1軒目に行こうとした店は、入り口で行列になる。
2軒目に入ったカレー屋は、座った直後に米がないからと追い出される。
3件目で寿司屋に入り、大旦那の客衆が昼間から大声で暴れ倒している。
神様目線の庶民という分かりやすい出で立ちでNHKニュースに対して文句を言っている。
遅れて入ってきた隣の婦人も可哀想であった。
ひたすら黙って飯を食う。
・・・ぜんぜんスペシャルじゃない。

ルールも使い方も分からんものもいきなり渡されて、俺の解析能力ベンチマーク大会が始まっている。
誰も分からん、というのはかなりセクシー&スパイシー。
正直ネットワークに関しての知識も素人以下なので、こまめに休日返上の勉強である。
発起人がしたり顔で業界人でもないのに業界の常識とか振りかざしてくる。隣の席の仕事どころか基礎知識も理解できないのによく言えたもんだ。

夜はお大尽に自宅の近所のタイ料理屋へ。
ラーブムーを頼んだら久しぶりに本当に辛いものが来て涙目に。
隣の女性もソムタムを頼んでギブアップし、持ち帰っていた。
近所にまさかイサーン的なものがあるとは思わなかった。
ミントとライムが効いた肉、というのは滅多に食えないので贔屓にしたい。
カオソーイも美味いので、もう少し色々と開拓することに。
週末は来客があるので平日にフラッと寄るのが良さそう。
調理に時間が掛かるため、空いてるほうが居心地が良い。

2019.10.19 / Category : 小噺