2023年のPC周りの振り返り

年始に少しぐらい散財した程度で、年末に買い替える人向けになれば。

光るもの(ARGB)は買わない方が良い
配線が増えるのとベンダーごとに独自機能でソフトを入れる必要があるのでせっかくの大金出して買ったPCパフォーマンスがLEDコントロールで浪費される、というのが精神的によろしくないというのが分かった。
業界全体で共通のプラットフォームを展開するとか、アライアンスを作る流れが全然無い。なので、同じ性能でARGBが無いモデルが安かったらそれを買うのがとても良い。
大体はNoctuaか、GentleTyphoon、サイズの奴あたりがオススメ。

IntelCPUのほうがトラブル対応で待つ時間が無い。
AMDもメモリの問題などで起動時間が3分とかだった。半年以上待ってようやく対応UEFIがリリースされ、intel並に30秒で起動できるようになった。
新しい技術だから、みたいな感じだったりするけどそういうのは嫌だと思って即座に13700Kとかを買ったりした。快適さ求めているならAMDを使わないほうが良いと思った。

DDR5の恩恵は特になし。
早ければ良いだろうみたいな感じでそこそこ速いやつを買ってみたけど、DDR4とそんなに変わらない。
そういう意味ではマザーとかの問題でなければDDR5だろうがDDR4でも変わらない。値段がどうだとか言ってるが多分次買うのはDDR6が出てからだと思うので、移行とか保守とかはあまり考える必要はない。
ノンバイナリのメモリは値段の選択肢は増えるけれど、細かい容量で決めていくのも将来的に大変だと思って買う候補にはならなかった。

空冷は諦めて、簡易水冷CPUクーラーに妥協した方が良い。
個人的には空冷の方が好きだが、CPUの排熱に間に合わなくなってしまった。それに敢えてゲームなら13600k+RTX4070で十分な状態だ。
空冷はハイエンドでも太刀打ちできないということで、今年最高峰と評されたAssassin4も選択肢に入らなかった。
正直、360mmの簡易水冷しか選択肢がない。下手に高いものを買うより、ポンプの劣化を考えて毎年買い替えて安定稼働にした方が良いと思った。
Aestek系も良いけど、割高感が激しくなったのであまり気にしないで安いのでいい。

HDDを使ってるならデュアルチャンバーは諦めた方が良い。
デュアルチャンバーは11個とかファンを大量に取り付けられるが、HDD冷却用のファンは無いので60度近く発熱しても冷却できない。
M.2以外をストレージとして使わないならまだしもケースだけを組み換えで買おうとするならデュアルチャンバーはすべて止めたほうが良いと感じた。
ベストなのはフロントに140mm x3と天板に360mmが付けられて、かつフロント吸気から冷却風が当てられるのが良いと思っている。Meshify2とかAX90がベストな候補になる。
ガラスについては好み。ガラスは下手な薄いスチールパネルよりはずっと厚みがあり剛性があるしバリも基本無い。

M.2は標準で、OS専用ぐらいの1TBで良い。
あとはDドライブなどにゲームやらのデータを入れて、スマホやらドキュメント類はすべてNASとかに集約するのが最もPCに組み込む機器の数が減らせて良い。
このあたりは家庭内でマイクロサーバーを立てて、使ってきたから無理に1つのPCにデータを集約させる必要は無いとは学んだ。
HDDを使うぐらいならAIとか動画なら使うけれど、ゲームとネットなら2TBの2.5″SSDとかに移行すれば快適な生活が得られる。
サーバーやら動画のエンコードでなければ特にSSDのスペックは気にならない。それよりかは温度と耐久性。昔ならIntelだったが、今はなんとなくでKioxia。
両面テープでフィンを取り付けるとかは止めて、もう少し排熱対策としては真っ当にものが出て欲しい。

ビデオカードについてはCPUと同様でnVIDIAが良い。
何が良いって、ドライバーをイジってあれこれパフォーマンスについて考えなくて良いこと。
仕事のPCでRadeonを使っているけれどドライバのせいで起動時だけにブルスク連発とか面倒くさいことになったので良いかと思った。
流石に厚みがありすぎて、もういい加減ファンぐらいは120mmケースファンを使いつつ、交換できるタイプを作れよと思っている。
4070Tiなら1080p120Hzぐらいなら問題が無いので、モニターをゲームのために240Hzにしようとかそういうのでなれけばちょうど良いかもしれない。

次回PCを組む時にはARGBが全くない、時代に逆行したものになっているがそれで良い。

2023.12.23 / Category : 小噺