【鏡音レン】Bye Bye baby (EUROBEAT MIX)

昔friendstarに投稿した文書の転載に加筆を加えた記事です。

【鏡音レン】Bye Bye baby (EUROBEAT MIX)【アレンジカバー曲】
http://www.nicovideo.jp/mylist/2207250

Bye Bye BABY(EUROBEAT MIX)

[youtube]mJw9JMUmw6M[/youtube]

原曲はこれです。

[youtube]11zTVeAZMFU[/youtube]

曲について。

元曲はニコニコ動画の紹介文でも紹介していますが、ハイエナジーの名曲です。

実際にクラブなどでこれが掛かっている場面に遭遇した事がないのですが、おそらく掛かった瞬間、ABBAのDANCING QUEENと同じようにフロアの空気が一瞬で変わり、心が鼓舞すると思います。

特に原曲のサビの時に鳴る4つ打ちの手拍子が前進するイメージを生み出してて非常に格好良いです。テンポがいまのユーロビートと比べて速くな いけど、縦ノリが美しいから速く感じるというのも当時の良い曲に共通していたものと思います。昔のダンス曲はBPMが120から136程度が主な速度でし た。

ハイエナジーというジャンルもよく聴いてみると、PWLが代表するようなポップチューンばかりではなく、アメリカで作られた物は黒人的なファンクの 要素が強かったり、AORに影響を受けたものもよく作られてたようです。

制作について。

FL7か8辺りで制作しました。曲自体も現在の機材構成でエフェクタも含め、全てFL studioとVSTというソフトウェアだけでマスタリングまで行っています。ハードウェアも使いたいけど、結局は音色をすぐ変えればレンダリング(他の DAWでいうバウンス)が出来るというのがとても便利で、結局局所的に使うのが関の山になっています。それにFLも長いwaveファイルを制御しきれない ようで、ピンポン録音で曲作りを進める事を提唱するlogicやcubaseで使う手法にはに向いてないという理由もあります。

ここにトラッカーと言われる線引きの部分があるのかも知れません。

シンセリードはkorgのdigital collectionやらsynth1やら、discovryProなどを自作のパッチを重ねていますが、トライ&エラーの繰り返しで す。現状ではピッチベンドとLFO、モジュレーションホイールのパッチ組み合わせを旨く使いこなせない為、ユーロビートの特徴の粘っこい節回しが上手くできません。これはオートメーションを効率的にを変えられるアップデートが出来ない限りは限り解決出来ないと 思って諦めています。ベースも最初はboobassで打ち込み、最後の最後で音色に不満があったため別のシンセに入れ替えました。今ならFM8が鉄板だと思いますね。ギザギザしたエレベの音は本家でも20年以上使ってますから。

2010.05.17 / Category : 作曲・DAWについて