海老ワンタン麺+餃子1050円

餃子が食いたくなる病が悪化した。
めしと餃子を食わないといずれ死んでしまう病気で、多くの人間がこの病に掛かっている。
近所の古い町中華に飛び込もうとしたら停電だから休みというノボリ。
この先にラーメン屋があったから1年ぶりぐらいに寄ってみる。
昔、ちゃんぽんを頼んだら長崎ちゃんぽんとは似ても似つかぬ醤油ラーメンが出てきてトサカに来た事があってから止めていたのだ。
東京のちゃんぽん、広東麺、五目そばという単語は射幸性が高い。

頼んでみたら、最近職場の近所に出来た有名な「○んこラーメン」よりもずっと美味いものが出てきた。
塩ラーメンなのだが、案外悪くない具合だ。
ここも再評価したいが、残念なことに亭主一人で営んでいるために提供に時間が掛かる。
たまたま昼時なのか、前には考えられなかったような混雑だ。
あと、「ま」と読むべからず。

貯められてた仕事がダムのように崩壊し、途方も無いタスクが舞い込んできた。
シチューの様に寝かせる仕事と同時に編み物のような仕事であり、あとはクッキーでも焼けば俺も立派な老婆として名を挙げられる。

2019.11.01 / Category : 小噺