デッドニング

キーボードが基本的にプラスチックのカラカラと安っぽい音になっていく。
そこからどれだけ高級感あふれるものに出来るのかと攻めるけど、赤軸が好きな人間からするともう自分と関係ない所を攻め続けているような気持ちになる。
音は高級かもしれないが、プラスチックのほうが触った時の軽快さはずっと良い。
埋められない違和感。


英語配列を使っていると「win+`」というキーを結構間違えて入力してしまう。
ということで言語切替の機能設定をしたら暴発しても無視してくれるようになったので快適になった。とても嬉しい。


仕事でいつかキーボードとか設計することは出来ねえかなあと思ったけれど、大変だと思った。
ハードウェアの設計が命みたいな所と、CNC作るだけの予算があれば、ということだものなあ。なんというかGMMKが設計している物を見ていると、アプローチが良いのに詰めが甘いと感じる。
TKLだと5ピンのスイッチが入らないし、75%だとスタビライザーが入らないものが出てくるのとケースのデザインは色気がまったくない。
そういう意味ではKBD8x mkiiが最高に近いけれど、ホットスワップ版のPCBは多分出ないだろうし、ポリカボネート版のケースも二度とrestockにはならないだろう。イケてないヤツしか残らない。
アッタマ来てskyloongとかEverglideのTKLでも買おうかとも思ったが、使い勝手がまた微妙な状態になるのではないかと思って買えない。


最近は、下着もトランクスとかがむしろ良いのではないかと思っている。

素材が最近はペラペラのものを買ってたせいで、木綿とかそういうのをしっかり身につけた方が良いよね、という気持ちになっている。
防臭だ制汗にほだされて、買ってはみたもののどうにも騙されている気持ちになっている。父親も理由は知らぬが長年もっさりブリーフ族を続けているので、性にあっているのだと思う。そういう信念なのかは分からない。
父親との好みが似るのかと思ったらそうでもなく、この年になっても「家族も出かけて飯すら用意されてなければ、スーパードライ500mlを3缶とはごろも煮の缶詰1つだけで土日の夕方をやっつける」というスタイルは無い。乾き物はギンビスのアスパラガスという。自分は納豆とレモンハイ、羽衣あられがあると長丁場に耐えられる。こんなにも一致するものがない。
ただし朝スッキリ起きているのに、変な眠気に襲われて14時に床に入り、18時に覚める習慣はしっかりと遺伝した。
屁の音色は生き写しだ。ただしおれの方が少し臭い。

2021.10.16 / Category : 小噺